ビジネスジャーナル > マネーニュース > 「子供の資産」を増やす画期的方法?  > 2ページ目
NEW

知らないと絶対に損する!「子供の資産」を増やす画期的方法?メリットを最大限享受する術

文=大竹のり子/CFP、株式会社エフピーウーマン代表取締役
【この記事のキーワード】, , ,

 子どもが小さいなら、株主優待でおもちゃやレジャー施設の入場券がもらえる銘柄を選ぶのもよいだろう。クリスマスや誕生日のプレゼント代が浮くかもしれない。10万円以下で購入できる銘柄も意外と多いので、目星をつけてみよう。

取り扱い商品や手数料をよく比較し、慎重に口座選びを

 NISA口座は、証券会社や銀行などさまざまな金融機関で開設できるが、各社扱っている商品やサービス、手数料に違いがあるので、よく吟味して口座の開設先を選ぼう。NISA口座の開設は、1人1口座と決められている。銀行は株式の取り扱いがないので、NISA口座で株式を購入したい場合は選択肢外となる。また投資信託の手数料も高めのものが多く、積み立て投資もできるが、選択の幅は証券会社に比べて狭い。特にインターネット証券は、手数料が安いだけでなく投資信託の取り扱い数も多いので、投資の幅が広がりやすい。どんな商品を購入したいのかを事前によく考え、失敗しない口座選びをすることが肝要だ。

 NISA口座の利用者は50歳以上が8割を占めており、若い世代の利用促進が課題といわれている。預貯金の比率が高い日本人の資産構成を、投資へ傾けようという狙いもあって新設される子ども版NISA。特徴をよく理解して、子どものために将来使う資産をどこで、どのように運用するか、慎重に考えて利用していきたいものだ。
(文=大竹のり子/CFP、株式会社エフピーウーマン代表取締役)

●大竹のり子 株式会社エフピーウーマン代表取締役、ファイナンシャルプランナー(CFP)
 出版社の編集者を経て2005年4月に、女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立。現在、雑誌、講演、テレビ・ラジオ出演など多くのメディアを通じて女性が正しいお金の知識を学ぶことの大切さを伝えている。『マネーセンスを磨けば、夢は必ずかなう!』(東洋経済新報社)、『老後に破産しないお金の話』(成美堂出版)など、お金の分野での著書は40冊以上に及ぶ。一般社団法人金融学習協会理事。

お金との正しい付き合い方が学べる、無料マネーセミナー受付中!
http://www.fpwoman.co.jp/seminar009

知らないと絶対に損する!「子供の資産」を増やす画期的方法?メリットを最大限享受する術のページです。ビジネスジャーナルは、マネー、, , , の最新ニュースをビジネスパーソン向けにいち早くお届けします。ビジネスの本音に迫るならビジネスジャーナルへ!