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緑茶に長寿効果~国立がん研究センターの19年間にわたる追跡調査で判明

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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毎日の緑茶習慣で死亡率が低下shutterstock.com

 緑茶は広く日本人に好まれ、緑茶に含まれるカテキンに殺菌効果があることなどから健康飲料のイメージがある。だが意外なことに、死亡や死亡原因との因果関係については、これまで決定的なものがなかった。循環器疾患、がんについての研究があるのみだ。
 
 しかし今月、国立がん研究センターが「緑茶には長寿効果がある」という研究結果を発表した(米国『Annals of Epidemiology』Web先行公開)。緑茶と死亡・死因についての多目的コホート研究の成果である。

「多目的コホート研究」とは、全国さまざまな地域から約10万人の生活習慣などの情報を集め、10年以上にわたって生活習慣病のなりやすさやなりにくさを追跡調査するものだ。費用も時間もかかるが、国民が健康でいるための手掛かりをつかむための、国による重要な大規模研究である。

 今回の研究開始は1990年および1993年で、平均約19年間を追跡調査した。対象となったのは、北は岩手県二戸から南は沖縄県宮古までの11か所に住む約9万人で、うち1万2,874人が追跡期間中に亡くなった。

たくさん飲む人の死亡リスクが低いのはカテキン、カフェインの効果!?

 解析の結果、緑茶を飲む量が多くなるほど死亡率が下がることがわかった。