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フジテレビ、救いようなき暴走 上から目線の取材協力要請、ルール破り生中継&注意無視

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フジテレビ本社「Thinkstock」より
 視聴率低迷に苦しみ、最近は他局の“後追い”番組を連発して「プライドをかなぐり捨てている」ともいわれているフジテレビ

 なかなかいい話題に恵まれないフジだが、最近もインターネット上を騒がせている。まずは、4月29日に東北新幹線が停電のために全線不通となった時のことだ。当時、乗客は線路の上を歩いて移動する事態になり、当事者の中にはツイッターで現場の写真などをアップする人もいた。

 そこで、『とくダネ!』(フジテレビ系)の情報募集公式アカウントが、「投稿された写真を放送で使用したくご連絡しました。お手数ですがフォローの上DMにて相談させて頂けませんか?」 という内容の依頼を、複数のユーザーに行っていた。さらに、同アカウントは「また当番組から取材を受けた等の投稿は遠慮していただければと思います」と呼びかけた。

 これについて、ネット上では「なんで上から目線なのか」「利用するだけしといて、口外するなってことか」「厚かましいにもほどがある」などと批判が殺到した。テレビ局関係者が語る。

「今の時代、ツイッターをはじめとしたSNSを使ってネタ集めや取材依頼をすること自体は、珍しくありません。問題だったのは、その後の『口外禁止』という点でしょう。また、それらのやりとりをダイレクトメッセージで行っていて、ユーザーに晒されたのならまだしも、最初からオープンで行っています。こういった雑務は、制作会社の若手スタッフが行うことが多く、SNSではなく電話の場合もありますが、常識外れな言動で相手をあきれさせることも少なくありません。フジの人間が直接やっているわけではないですが、業界内では『フジの悪評、ここに極まれり』という声も聞こえています」

 以前から、『アッコにおまかせ!』(TBS系)のスタッフの対応の悪さが話題になることが多く、こういった問題はフジに限られるわけではないようだ。しかしながら、前出の関係者は「それでも、フジの体質は問題です」と指摘する。

「バイク事故で死亡した萩原流行さんの妻・まゆ美さんが22日に会見を行いましたが、同会見は生中継禁止だったにもかかわらず、フジの情報番組『直撃LIVE グッディ!』が、その模様を生中継してトラブルになりました。代理人である弁護士から『(カメラを)止めてください』と注意された後も2分以上中継を続け、耐えかねたまゆ美さんが会見を一時中断して再び注意し、スタジオでは安藤優子キャスターが釈明しました。会見が始まった13時55分は、各局とも昼の情報番組が始まる時間帯です。生中継したいのを我慢してルールを順守していたにもかかわらず、フジは堂々とルールを破り、しかも自らそのトラブルの模様を生中継したわけですから、記者連中からは『あれが本当の放送事故だ』と失笑を買っています」(前出の関係者)

 ツイッターで不躾な依頼を飛ばし、ルール破りの生中継まで敢行してしまったフジ。その裏には、低迷を打破したいという焦りがあるのかもしれないが、これ以上自分の首を絞める行為は、やめたほうがよさそうだ。
(文=編集部)