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『LUNATIC FEST.』が蘇らせる、90年代V系伝説 市川哲史が当時の秘話を明かす

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【リアルサウンドより】

 BUCK-TICKとX JAPANとGLAYとLUNA SEAが揃ってしまった「偏ってて何が悪い?」ロックフェス、《LUNATIC FEST.》がいろんな意味で面白そうだ。V系ならではのアナログ感もたまらない。

 それにしても、大風呂敷を拡げてナンボのV系なのに、拡げたまんま放置された20年以上昔の大風呂敷までわざわざ畳もうとするのだから、つくづくLUNA SEAは奇特な連中である。誰かから頼まれたわけでもないのに、その律儀さには頭が下がる。そもそも自分たちが主役の一区切りフェスなのに、最も取り扱いが面倒くさいX JAPANをわざわざ呼ぶか?

 とはいえ私、こういう<自己完結のヒロイズム>って嫌いじゃないけれども。

 前回の本コラムでも触れたが、LUNA SEAはかつての<V系遺産>をこのフェスで修復公開することで、V系シーンごとひっくるめて自らを総決算しようとしているとしか思えない。たぶん。

 だから初日は《エクスタシーサミット》だし、2日目は《L.S.B.》の様相を呈している。GLAYがいるから1999年12月23日の絢爛豪華対バン@東京ドーム《the Millennium Eve A Christmas present for the people who love live a lot》も想い出さなきゃいけないのだろうが、正直アレはどうでもいい。弾け逝くCDバブルの墓碑銘みたいな一夜だったのだから、結局のところ。

 というわけでいまや歴史の頁に埋もれていた<V系遺産>を、大きなお世話根性で紐解いてみる。

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