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腸内環境が乱れると「サザエさん症候群」になりやすい?腸と自律神経の意外な関係とは

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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腸内アンバランスが精神不調を shutterstock.com

 腸内環境こそが健康を左右する――。これはもう常識と言っていいのかもしれない。今やメディアで「腸内環境」や「腸内フローラ」の文字を見ない日はないほどだが、腸内環境が日々の体調だけでなく、受験や恋愛、就職など、人生の様々な重要局面に影響を与えているという"事実"は、どれだけ知られているだろうか。
 
 日本で初めて「便秘外来」を開設し、自律神経研究の第一人者としても知られる順天堂大学医学部の小林弘幸教授と、ヨーグルトなど乳製品メーカーのダノンジャパン(東京都目黒区)は、腸内環境が人間の性格、生活行動などに与える影響を明らかにしようと、20〜50代の女性800人を対象に実態調査を行った。
 

腸内環境の悪化をセルフチェックできる8項目

 まず腸内環境をチェックするため、以下の8項目を質問した。
 「下腹部に張りを感じる」「おならが臭い」「おならが出る」「力まないと排便ができない」「排便が定期的ではない」「下痢を繰り返す」「腸の不快感(残便感やゴロゴロしている)」「腹部の不快感(ガスが溜まっている)」
 
 この質問に対して「はい」の回答が多いほど、腸内環境が悪化している可能性が高い。調査対象の800人は①3〜4個(24.9%)②5〜6個(24.6%)③1〜2個(21.6%)④7〜8個(15.6%)⑤0個(13.2%)という結果だった。腸内環境が良好な可能性が高い「0個」は1割台、逆に5個以上は4割台に達するなど、腸内環境に問題を抱える人は決して少数派でないことが浮き彫りになった。
 
 次に「日曜など休日の夕方に感じる落ち込みや不安」いわゆる「サザエさん症候群」の自覚を質問してみると、腸内環境の悪い「7〜8個」(15.6%)のグループは「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」の回答が52.3%と過半数に達した。逆に環境良好の「0個」(13.2%)は27.2%にとどまった。