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MERS渦中の韓国・東方神起ライブ 参加日本人がウイルスを国内に持ち込む危険も

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韓国・ソウルオリンピック競技場(「Wikipedia」より/Peregrine981)
韓国国内で中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染者が100人を超える中、東方神起がソウルでのコンサートを決行しました」(韓国マスコミ関係者)

 今月13、14日、MERS騒動渦中のソウルでコンサートを決行した東方神起。会場となった場所は、感染者を出したソウルアサン病院の近くにあるソウルオリンピック競技場だった。

「会場では噴射器で消毒液を散布したり、熱画像検出カメラを設置して体温検査をしたりと、コンサート会場とは思えない異様な空気に包まれていました。マスクをしている人が大半で、消毒液などを持参している人もいました」(同)

 多くのアーティストがコンサートをキャンセルする中、東方神起が危険を冒してまで開催を決行した理由とはいったいなんだったのか。

「7月21日にメンバーのユンホが入隊を控えており、その直前のコンサートだったのです。これ以上延期することもできず、また中止した場合莫大な損害を被ることを考慮し、決行したと聞いています」(同)

 2日で約2万4,000人という多くのファンが集まったが、強行敢行は多くのマスコミにも取り上げられ話題となった。

「MERS感染拡大の影響でキャンセルされたコンサートは100を超えます。また、同日に上海で開催された上海国際映画祭では韓国芸能人は自粛要請をされ、チャン・ドンゴンやソ・ジソプが出席を見送ったほど。これほどMERSが問題視されている状況下でコンサートを強行するのは異例中の異例。違った意味で大いに注目を集めました」(別の韓国マスコミ関係者)

強行開催に批判も


 もちろん日本からのファンも多く訪れたという。

「約6,000人が中国や日本を中心とした海外からのファンだったそうです。多くのファンはツアーで来ているため、コンサートだけではなく各観光地も回る予定だそうです。そうなると、自ずとMERS感染率が高まります。コンサート会場では徹底して管理していたとしても、観光地で感染すれば『東方神起のツアーで感染した』ことになってしまう。運営側はそこまでのリスクを考えるべきだったのではないでしょうか」(同)

 こうした強行開催は、MERS感染拡大や東方神起メンバーの感染も懸念されるため、運営サイドや東方神起の所属事務所に対して韓国内外から開催中止を求める声が相次いでいた。また、参加した日本人がMERSウイルスを日本国内に持ち込んでしまう危険性も指摘されている。
(文=中西)