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派遣業界の闇 派遣料の6割をピンハネ?他社より給料1500万も多い異端企業!

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派遣社員は派遣先に出向しているため、派遣会社はタイムリーな勤怠管理ができないという問題があります。月間の時間外労働は『36協定』(労働基準法第36条)で上限が決められています。弊社では月の残業時間を45時間以内に収めるよう労働者の代表と協定を結んでおります。勤怠状況を的確に把握できれば、月の中ごろまでに残業が多いエンジニアに対して、『今月は残業が45時間を超えてしまうかもしれないから気をつけて』とアナウンスできます。そして、それをクライアントと共有すれば、結果としてエンジニアの負荷の軽減につながります。事前に無謀な残業を抑えるというメリットがあるのです」

 先日、世界最大の米ビジネス誌「フォーブス」の記事『健康管理をウェアラブルデバイスで行う時代が来る』は、企業で最もコストがかかるのが社員の健康管理だと指摘している。リツアンは、その意味でも最先端の取り組みに挑戦しているといえる。

「アップルウォッチは入社1年の記念に、対象社員全員に無料でプレゼントする予定です。何よりも、弊社の派遣社員が毎日元気で仕事をエンジョイしてほしいと考えています。そのためのサポートを全力でしていきたい。それが私の思いです」

 リツアンタイムズを開発するに当たり、リツアンは「リツアン 働き方研究所」を社内に設置。アプリ開発の責任者をYuhsak Inoue氏(http://ysk.im)に任せた。同氏はリツアンの社員ではない。慶應義塾大学環境情報学部3年で人工知能工学を学ぶ現役大学生である。しかし、アプリ開発の能力の高さに野中氏が惚れ込み、アプリ開発の責任者に抜擢したのだ。

リツアンタイムズ開発グループ(左から田中晴基氏、Yuhsak Inoue氏、山口修平氏)

 Yuhsak Inoue氏を抜擢した理由を、野中氏はこう語る。

「弊社では人の垣根はありません。私も社員から『野中!』と呼ばれることもあります(笑)。Yuhsak Inoue氏は類いまれな才能を持っているので、弊社のエンジニアも彼から多くのことを学んでほしいと思い、開発グループの責任者に抜擢しました。彼がまた新たなシナジーを生み出すことを期待しています」

 野中氏は、“優秀な人材に報いたい”という姿勢で一貫している。本来、どのような仕事であれ、それが社会の公器である会社の経営者の役割ではないだろうか。

 ダークな色に染まってきた人材派遣の世界に革命を起こしつつあるリツアンは、業界の垣根を越え、日本人の働き方にも革命を起こすかもしれない。
(文=鈴木領一/ビジネス・コーチ、ビジネス・プロデューサー)

●鈴木領一(すずき りょういち)
思考力研究所所長(http://suzuryou.com/) ビジネスプロデューサー&コーチ
行政機関や上場企業の事業アドバイスをはじめ目標達成のためのコーチングも行っている。
プレジデント誌などビジネスメディアへの記事寄稿多数。
また『100の結果を引き寄せる1%アクション』(サイゾー刊)は、氏のコーチングメソッドを初公開した書籍で、主婦から経営者まで幅広い層に支持されベストセラーとなっている。

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