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ダウンタウン、低視聴率でも「消えない」謎 フジテレビ、ついに目も当てられない惨状…

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「Thinkstock」より
 2015年上半期(2014年12月29日〜15年6月28日)の平均視聴率で、日本テレビが三冠王を達成した。ゴールデン帯13.1%、プライム帯12.9%、全日帯8.9%で他局を圧倒。6月も19カ月連続の月間三冠王を獲得し、日テレの独走状態が続いている。
 
 一方、かつての三冠王であるフジテレビは、全日帯で3位に食い込むのがやっと。いまだに浮上の気配すら見せていない。テレビ局関係者が話す。

「特に、週末のゴールデン帯が目も当てられない状態になっています。6月28日(日)は20時台の『ニュースな晩餐会』が3.8%、『オモクリ監督 ~O-Creator's TV show~』が3.9%と3%台に突入してしまった。裏番組であるテレビ東京の2時間スペシャル『激録・警察密着24時!!』が8.7%ですから、ダブルスコア以上の大差を付けられての惨敗です」

 4月からゴールデン帯に昇格した金曜19時台の『世界HOTジャーナル』、土曜19時台の『おーい!ひろいき村』も結果を残せていない。

「開始当初から低い数字を記録し、見せ方を変えても数字が伸びない。それどころか、『世界HOT』は恒常的に4%台ですし、『ひろいき』は20日(土)に3.8%を叩き出してしまった。この番組は、エースの加藤綾子アナを進行役に据えたことからもわかるように、期待されていました。それが、この数字とはフジにとっては大誤算といえます」(同)

 当代随一の視聴率男である有吉弘行をもってしても、フジの凋落は止められなかった。それどころか、3%台というかつてのフジのゴールデン帯では考えられない数字を記録してしまっている。

「視聴者のフジ離れが加速している証拠ですね。日テレの『有吉ゼミ』『有吉反省会』は2ケタに乗る番組ですから、有吉のバリューが落ちたわけではなく、完全にフジの制作力とブランド力の低下だと言っていいでしょう」

 それでも、フジのタレント頼みの制作は変わらないという。

「金曜20時台で始まった『ダウンタウンなう』も7%前後で落ち着いてしまっている。フジにはダウンタウン枠がある。もちろん、これまでの功績を考えたら置いておくべきなのかもしれませんが、もう何年も数字が取れていない。でも、松本人志が『人志松本のすべらない話』『IPPONグランプリ』という特番で結果を残しているから、ダウンタウンを切るに切れない。それに、両番組ともDVDが売れていますからね。今のテレビ局は視聴率もさることながら、放送外収入を重視するので、貴重な番組なのです。そのつながりを切れないから、ダウンタウンのレギュラー番組が続いているわけです。そういう理由で数字を取れないレギュラー番組をダラダラと続けるのは健全ではないですし、結果として視聴者離れを招いてしまいます」

 時代が変わっても、タレント頼みのフジ。考え方やシステムを根底から変えない限り、復活は厳しいかもしれない。
(文=編集部)