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東京五輪の"おもてなし"に危険信号?高齢化するタクシードライバーが運転中体調不良になったら…?

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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日本のタクシーは世界一安全か!?Lucian Milasan / Shutterstock.com

 2020年、東京オリンピックが開催されます。招致活動の最終プレゼンテーションでは、「東京のタクシーは世界一親切です」というアピールがありました。確かに諸外国と比べるとそうかもしれません。今回はタクシーの重大事故を減らすにはどうすればいいか、考えてみましょう。

他分野よりも進むタクシー業界の高齢化

 平成14年に施行された改正道路運送法により、タクシー事業への参入条件が大幅に緩和されました。それによって法人事業者数や車両数は一時的に増加しましたが、国土交通省が初年に通達した供給抑制策などで、ここ数年、車両数は減少。国内のタクシーの総車両数は、24万6322台(平成24年3月末時点)です。

 タクシー業界の特徴は、運転者の高齢化にあります。男性タクシー運転者の平均年齢は57.6歳(平成24年度)。全産業の平均が41.7歳と比べても、はるかに高いことが分かります。なお、個人タクシーではさらに高く、61.9歳(平成23年度)です。