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東京駅八重洲口激変!超高層ビル2棟建設、小学校も入居、地下に巨大バスターミナル…

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東京駅八重洲口(「Wikipedia」より/Gungun01)
 国家戦略特区による、都市の国際競争力を取り戻すための再開発が広がってきた。国家戦略特区とは、地域限定で医療や農業、都市開発などの規制を緩和し、新しい産業や雇用を生み出す制度だ。安倍晋三政権が成長戦略の柱のひとつに据えている。

 2013年3月に国家戦略特別区域法が成立し、その第1弾として14年3月に東京圏(国際ビジネス拠点)、関西圏(先端医療技術の研究・応用)、福岡県福岡市(起業家の拡大)、兵庫県養父市(山間農業の改革)、新潟県新潟市(大規模農業の実現)、沖縄県(観光産業の促進)の6地区が指定された。

 東京圏は、都内9つの特別区のほか神奈川県、千葉県成田市が指定を受けた。20年の東京五輪を視野に入れ、世界からお金や人材、企業を集める国際的なビジネスの拠点作りをテーマに掲げている。容積率(敷地面積に対する延べ床面積の割合)や用途制限を緩和して、大規模な都市の再開発を進める計画だ。

 東京都では大手町(三菱地所)、八重洲(三井不動産と東京建物)、品川駅周辺(JR東日本)、虎ノ門(森ビルなど)、有明(住友不動産)が特区の指定を受け、国際競争力を高めるプロジェクトが目白押しだ。

東京駅の八重洲口に超高層ビル2棟が建設


 三井不動産と東京建物は、それぞれJR東京駅の八重洲口にある2つの街区に、全国屈指の250メートル級の超高層ビルを建てる。

 三井は、高さ245メートルの超高層ビル(地上45階、地下4階建て)を建設する。ビルの高層階には高級ホテルを誘致し、オフィスのほか再開発地区内にある小学校も入居する。16年1月に着工、22年中の完成を見込む。

 東京建物が建設するのは、250メートルの超高層ビル(地上54階、地下4階建て)だ。オフィスや店舗のほか、大規模な国際会議場や外国人を対象とした医療機関を設ける。20年秋に着工し、24年春に完成の予定だ。

 2つのビルの地下には、総面積2万平方メートルに及ぶ巨大なバスターミナルが作られる。東京駅と羽田・成田の両空港や地方都市を結ぶ高速バスが、ここから発着する。両街区の総事業費は、6000億円超が見込まれている。

 八重洲地区は、東京駅を挟んだ反対側の丸の内地区に比べて再開発が遅れており、バス乗り場が分散したままだ。今る。