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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

原宿・表参道スイーツ戦争!話題6店を訪問&完全レポート!アイス、ペイストリー…

文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役

(6)コロンバン 原宿本店サロン(colombin)

 1966(昭和41)年から原宿にて、スイーツを展開している老舗。5年ほど前から売られている「原宿ロール」が有名。原宿本店の屋上でミツバチを増やすことで自然環境に貢献し、取れたはちみつを「原宿はちみつ」としてケーキに利用しているようだ。はちみつを使用したケーキ以外に、モンブランがとてもおいしかった。

・モンブラン

オーソドックスなモンブランだが、確かなおいしさがあり万人受けする商品。

・マンゴーモンブラン

 マンゴーの甘みが強く出ていて、マンゴー好きにはたまらない一品。マンゴーがはやっている今、食べておきたいケーキのひとつ。

・アイスモンブラン

 アイスの上にモンブランが乗せてあり、マロンペーストが絞られていた。口の中に広がるまろやかな栗の風味と、夏でもおいしく食べることができるアイスとの素晴らしい調和はここでしか食べることができない。もう一度足を運びたくなる一品。

・原宿ロール

 看板商品である原宿ロールは、素朴な味の中にしっかりとした甘みが食欲をそそる贅沢な一品である。

 以上の実地調査を踏まえて次回は、なぜ海外スイーツ店が日本進出の第一歩として原宿・表参道を選ぶのか、そしてそれがなぜ成功しているのか、「ヒットの正体」を推察してみる。
(文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役)

山本康博

山本康博

ビジネス・バリュー・クリエイションズ
代表取締役、損保ジャパン顧問。ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、日本たばこ産業、伊藤園でマーケティング、新商品企画・開発に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム、テレビCMは52本制作。1年以上継続した商品は計算すると3割以上、メーカー側でマーケティング実績35年。現在では新商品開発サポートのほか、業界紙をはじめとしたメディア出演や寄稿、企業研修、大学等でのセミナー・講義なども多数実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)、2016年スタンフォード大学 David Bradford 名誉教授、ボストンカレッジ Allan Cohen 教授の推薦書として、世界に向けて英著、 “Stick Out”a ninja in Japanese brand marketingを全世界同時発売開始。『Stick Out~a ninja marketer』(BVC)、現在ブレイク中で話題のAmazon書籍総合1位も獲得したベストセラー『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版)の一人として8月1日執筆など。

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