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HIS元顧問、ついに逮捕!粉飾&架空取引の「詐欺まみれ」経営で荒稼ぎ!

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「石山Gateway Holdings HP」より
 東京証券取引所ジャスダック上場の発電事業会社、石山Gateway Holdings(GWHD)を8月1日付で上場廃止にした。同社は虚偽内容の公表など金融商品取引法違反の容疑で東京地方検察庁に起訴されており、「株式の上場を直ちに廃止しなければ市場の秩序を維持することが困難」と東証は判断した。

 2015年6月期第3四半期(14年7月~15年3月)の連結売上高は20億7100万円。これに対して損益は16億8800万円の赤字。ずっと赤字経営を続けてきた。それにもかかわらず会社が存続してきた理由は、はっきりしている。株式という“打ち出の小槌”を使い、株式市場からカネを吸い上げるためだ。

 14年6月期に自己資本比率が1.7%と債務超過寸前に追い込まれていたのに、15年6月期第3四半期末のそれは22.3%と“優良会社”に変身した。上場会社の株式はマネーゲームに使えると割り切っている向きがカネの出し手となった。

 こんな奇怪な会社を舞台にした、経営者の荒稼ぎのテクニックが暴かれた。

石山GWHDの粉飾決算とテクノ・ラボの補助金詐欺

 石山GWHDは14年6月期連結決算で、架空の発電機取引をもとに売上高を10億円水増しし、実際には4億9500万円の赤字だった純損益を4100万円の黒字に粉飾した有価証券報告書を関東財務局に提出した疑いが持たれている。

 石山GWHDをめぐっては、証券取引等監視委員会が14年10月、金融商品取引法違反容疑で強制調査。東京地検特捜部も同容疑で捜査を進めていた。捜査の過程で国の自家発電補助事業の詐欺事件に発展した。

 石山GWHDの発電機取引に関係している発電会社テクノ・ラボの代表取締役で全国発電事業推進機構総裁の岡登和得容疑者が、発電事業を行っているように装い、震災後の電力不足の対策として国が設けた補助金5億円をだまし取っていた。

 特捜部は5月27日、岡登容疑者を詐欺容疑で逮捕。同時に石山GWHD元社長の三木隆一容疑者と元常務の深井憲晃容疑者を金商法違反容疑で逮捕、6月16日に両容疑者を再逮捕した。

 そして同日、特捜部は両容疑者と法人としての石山GWHDを金商法違反(偽計)罪で、岡登容疑者を詐欺罪で起訴した。今後、法廷で手口が次々と暴かれることになる。