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キムタクとマツコは同級生だった――2人が交差した魔境・千葉県「犢橋」の風景

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【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】

――一部では知られていることだが、SMAP・木村拓哉とマツコ・デラックスは高校の同級生だった。平成のスーパースターと、深夜バラエティの女王の人生が最初に交差していた街「犢橋」とはどんなところなのか? その街をルポルタージュしつつ、彼らの根源に迫った。

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2人が入学した頃には、新設間もなかったという千葉県立犢橋高等学校。いまはロードサイドの老成した住宅街の中で、若者の声が絶えない場所となっている。

 都心を取り囲むように、横浜から八王子、埼玉、そして千葉をつなぐ国道16号線は、「郊外」の象徴的な存在として知られている。各種チェーン店が埋め尽くすロードサイドの風景は、1990年代以降の日本における原風景であり、社会評論界隈では、ファスト風土化の議論などと絡めて、「国道16号線化」なるキーワードを口にする者も少なくない。

 その国道16号線の東側、東関東自動車道千葉北インターチェンジ付近に、千葉市花見川区犢橋(こてはし)地区がある。中古車ディーラーや全国チェーンのファミリーレストランが並ぶ、郊外ではありきたりの町並みだが、ここは、日本の芸能界を語る上で欠かすことのできない2人の異才が、その人生を交差させた場所だった。

 木村拓哉とマツコ・デラックス。

 わずか1年間ではあるが、彼らは、千葉県立犢橋高等学校の同級生として青春を共にしたというのが定説だ。

 72年生まれのマツコ・デラックスと、木村拓哉が犢橋高校に入学したのは88年のこと。犢橋高校は、85年に開校したばかりの新設校だった。(なお真偽不明だが、ウィキペディアには彼らのほかに、SDNの元メンバーや、プロボウラー、総合格闘家なども出身者として記載されており、多彩な才能を輩出していることが伺える)

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