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村上春樹の新刊を紀伊国屋が9割買い占め…背景には「再販制度」破壊に動いたアマゾンとの戦争が

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【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

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『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング)

 アマゾンなどのネット書店が台頭して以降、書店の減少が深刻だ。日本著者販促センターの調べによれば、1999年に22296店だった全国の書店の数は、2014年には13943店にまで減っている。読者のなかでも、「最近、近所に本屋がなくなった!」という経験をしている方は多いのではないだろうか?

 そんな状況下、9月10日に発売される村上春樹のエッセイ集『職業としての小説家』(スイッチ・パブリッシング)の初版10万部のうち9万部を紀伊国屋書店が買い取るというニュースが流れ、出版界に激震を与えている。

 紀伊国屋書店は、買い占めた9万部のうち、3万部~4万部を自社で販売、残りは、トーハン・日販といった取次会社を通して他の書店に流通させる予定だ。