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なぜ「大コケ連発」松本人志が本命? 又吉『花火』監督選びが大混迷!

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お笑いタレント・又吉直樹(ピース)
 7月に第153回芥川龍之介賞を受賞したお笑いタレント・又吉直樹(ピース)の小説『火花』(文藝春秋)の映像化が決まり、誰が監督やキャストを務めるのかという話題で持ち切りだ。売れないお笑い芸人を描いた作品ということもあり、映像化決定以前から明石家さんまが主人公に名乗りをあげたことも大きな話題になった。実際に又吉が主人公の先輩である神谷役のモデルにした橋本武志(烏龍パーク)にも注目が集まっているが、知名度を考えるとキャスティングされる可能性は低い。そしてなによりも目下、噂の中心となっているのは、誰がメガホンをとるかということ。

 短篇1本、長編4本を撮り、監督としての経験も十分の品川祐(品川庄司)が、メディアを通じて又吉にアピールするなど積極的にアプローチしていることが知られている。しかし、又吉が所属する吉本クリエイティブエージェンシーの内部事情に詳しい関係者によれば、監督第一候補といわれているのは、松本人志(ダウンタウン)なのだという。松本も映画監督としての経験は十分で、『大日本人』(2007年)に始まり、『しんぼる』(09年)、「さや侍」(11年)、『R100』(13年)とこれまでの4本の作品を手掛けた経緯がある。

「ネックは、監督としての実力を疑問視する声が多いことです。松本さんの作品は毎回話題にはなりますが、正直にいって評判は悪く、興行的にも大コケといっていい。結局、一番初めに撮った『大日本人』が一番面白かったのではないかと、映画関係者の間ではもっぱら酷評されています。それに比べて品川さんの作品は、純粋に面白い。好き嫌いはあるかもしれませんが、11年に公開された『漫才ギャング』も昨年公開された『サンブンノイチ』も評判が良好です。今年公開予定の『Zアイランド』も期待されています」(映画賞の審査員を務めた経験のある芸能記者)

 ではなぜ、松本のほうが有力候補なのだろうか。

「ダウンタウンは、吉本の大崎洋社長がかつてマネジャーとして育て、最も思い入れのあるタレントで絆も深い。大崎社長は松本さんを“天才映画監督”として惚れ込んでいますが、実は松本さん本人は映画監督の仕事をあまりやりたがっていないのです。大崎社長がやらせたがっているだけです。そうした背景もあって、吉本は松本さんの作品の宣伝に毎回、大掛かりにお金をかけていますが、『火花』も大崎社長が松本さんを推しているということです。もちろん、原作者の又吉さんは拒否できないでしょう」

 いずれにせよ、超ベストセラー小説の映像化の監督となれば、選ばれた人物には相当なプレッシャーがかかることは間違いない。
(文=編集部)