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中沢光昭「路地裏の経営雑学」

これが正しい「副業」のやり方!本当のリターンは、人生のリスクを減らせることだ!

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「Thinkstock」より
 先日、ある週刊誌で「サラリーマンと副業」をテーマに対談させていただきました。予想以上に盛り上がり2時間以上の対談中にさまざまな話が出たのですが、紙面のスペースの都合でだいぶカットされてしまいました……。せっかくですので多少なりともお役に立てそうなネタについて、今回より3回にわたってご紹介させていただきたいと思います。

 まず副業に関心を持った場合、目的を明確にしておかなければなりません。ありがちなのは目的が不明確なままインターネットで漫然と検索し続け、結局のところ具体的に何もアクションを起こさずに時が過ぎるケースです。会社員を続けながら副業に取り組む以上は、時間を捻出したりリスクを取ったりしなければなりません。そのため、まずは目的や優先順位を明確にしなければ行動にはつながりません。
 
 目的としては、以下の4つに分類されていくと思われます。

(1)本業を生かしながら果実を得たい
(2)日々を楽しくしたい、ストレスから解放されたい
(3)本業に関係なく、効率よくカネが欲しい
(4)とにかく早く少しでもカネが欲しい

 個人の価値観や懐事情がありますので一概にはいえないものの、会社員であることを前提として筆者が薦める順に並べています。それでは順番に、筆者が見聞きした実例を参考に交えながらみていきたいと思います。

(1)本業を生かしながら果実を得たい

 会社員には、本人はいまひとつ自覚がなくとも、門外漢の人から見たら価値の高いノウハウや知識を持っていることがあります。例えば、家を建てたりリフォームしたりすることは、普通に生きていたら人生に何回もないことですが、建設業界にいる人にとっては毎日のことです。後者にとってはごく当たり前の情報やコツも、前者にとってはとても貴重な話になります。そこをうまくお金に換えることを考えます。前者から見たら十万、百万円単位のお金を払わないと得られないものを、万、十万円単位で提供してあげられれば、お互いにハッピーでしょう。

 例えば銀行や信用金庫に勤めている人が、友人や親戚が住宅購入に際しローンを組むときに相談に乗るとか、不動産の営業担当者が、友人がマンションを買ったりするときの物件選びにアドバイスすることを、もう少し他人を相手にしっかりとやってささやかながらの謝礼をいただくようなイメージです。会社員としての仕事では千万、億円単位を扱う人が、十万円、百万円単位の仕事を手伝ってあげるイメージです。