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気がつけばテレビのチャンネルがずっと日テレ…自然と「他局へ変えられる」フジテレビ

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日本テレビタワー(「Wikipedia」より/Kure)
 日本テレビが絶好調だ。10月第4週(10月19~25日)を終えた時点で、週間視聴率において今年39回目の三冠王を獲得。1991年にフジテレビ、97年に日本テレビが記録した年間45回を更新する勢いをみせている。テレビ局関係者が話す。

「テレビ界は今、完全に日テレ1強時代です。ゴールデン帯のバラエティはほとんど視聴率2ケタをマークし、特に日曜日は夕方の『笑点』から2ケタ後半を取り続けている。ゴールデン帯が好調なので、テレビはずっと日テレにチャンネルを合わせたままにしている視聴者が多いのでしょう。つられるように、帯番組も好調です。朝はフジの『めざましテレビ』が何年も独走していましたが、昨年から日テレの『ZIP!』が猛追し、現在では五分五分の勝負を繰り広げています。午後帯は『ミヤネ屋』の一人勝ちですし、夕方の『news every.』、夜の『NEWS ZERO』は2ケタを取る日もあり、同時間帯トップです」

 日テレが好調を続ける要因のひとつに、編成力の高さが指摘されている。

「日曜は『笑点』以降ずっと家族みんなで楽しめるバラエティを配置している。土曜の深夜も、『マツコ会議』から『有吉反省会』、そして上田晋也司会でバラエティ色もある『Going! Sports&News』とつなげている。フジが中高年の男性が主な視聴者の『すぽると!』の後に、ジャニーズタレント出演番組を持ってきていたようなチグハグさがありません。日テレには、チャンネルを変えさせない力があります」(同)

苦戦の日曜夜ドラマ枠

 そんな日テレで唯一うまくいっていないのが、4月から新設された日曜22時30分からのドラマ枠である。今クール(10~12月期)の『エンジェル・ハート』も、初回こそ12.5%と好スタートだったものの、3回目で早くも1ケタに落ち込んだ。

「日テレの日曜は、ずっと流れが良いですから、初回の視聴率は自然と良くなるのです。視聴者が『試しに初回は見てみよう』となる。しかし、そのあとが続かない。つまり、ドラマ制作力は決して高くない。この傾向が続くと、『22時30分になったら他局に乗り換えよう』という視聴者の行動パターンができてしまいます」(別のテレビ局関係者)

 たしかに、前クールの『デスノート』も初回16.9%と高視聴率だったものの、2回目で12.3%、3回目は8.7%と一気に半減している。その前のクールのEXILEのTAKAHIRO主演『ワイルド・ヒーローズ』に至っては、全10回の平均視聴率は8.78%と低かった。