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古田敦也、容赦なさすぎの試合解説が波紋 舌打ち連発、選手を酷評

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『古田式・ワンランク上のプロ野球観戦術』(古田敦也/朝日新書)
 現在開催中の野球の世界大会WBSCプレミア12で、11日に台湾の天母で行われた1次ラウンドB組の日本対メキシコ戦は、9回裏にサヨナラタイムリーを放つなど5打点を挙げた6番・中田翔(北海道日本ハムファイターズ)の活躍などによって日本が6対5で見事勝利した。相手が格下とはいえ、8日の韓国戦に続き2連勝を果たし、祝勝ムードの侍ジャパン。しかし、一部のファンの間では勝利よりも、解説の古田敦也の一言が「冷たすぎる」と話題になっている。


「キャッチャーの嶋基宏(東北楽天ゴールデンイーグルス)に代わって炭谷銀仁朗(埼玉西武ライオンズ)が初打席を迎えた6回裏。無死一塁の最低でも走者を送らなければいけない場面で、炭谷は外角スライダーを打たされて併殺になってしまいました。その時、古田は大きなため息と共に解説者としてあるまじき低いトーンで『最悪ですね』とつぶやいたのです。これにはさすがに耳を疑いました。ファンからも『冷たすぎる』『古田キレすぎだろ』という声が上がっていました。自分が攻守共に優れたキャッチャーだったからか、古田は『守備にかまけて打撃を疎かにする捕手が嫌い』と発言したことがあります。今シーズン、パシフィック・リーグ最低打率の炭谷は、見事に条件に当てはまってしまっています」(スポーツライター)

 古田というとメガネをかけた優しい笑顔で、いかにも温厚といった雰囲気の持ち主だが、実は喜怒哀楽の激しい熱い男で有名だ。現役時代、自らの2000試合出場を達成したメモリアルゲームでも暴言を連発し、退場になった過去も持っている。

「特に日本代表戦の解説の時の古田は、負けず嫌いが全面に出ています。2年前のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の時は、選手がミスするたびに舌打ちしていました。自分が簡単にできたことをほかの選手が失敗するのを見ると、我慢できないのだと思います。ファンからは『解説は冷静じゃなきゃダメ』という意見もある一方で、『古田の本音解説好き』『冷静でいるより、一緒に熱くなってくれたほうが代表戦は楽しい』『野球界の松木安太郎だ』と、支持する声も聞こえてきます」(同)

 結果的に勝利したとはいえ、格下相手に苦戦を強いられてしまったのも事実だ。この先、メキシコよりも数段強い強豪国がたくさん待ち受けているプレミア12。古田に文句を言わせないような戦いぶりを期待したい。
(文=沢野奈津夫)