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サラリーマンのプロになれ!? 社会人経験が浅いうちに「飲み会の幹事」をやっておくべき理由

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サラリーマンのプロになれ!? 社会人経験が浅いうちに「飲み会の幹事」をやっておくべき理由の画像1※画像:『会社にいやがれ!』(神原一光/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)

 会社に属していると自由な働き方はできない。今の仕事にやりがいが感じられなかったり、給料に不満があったりする人は少なくないはずだ。だが、安易に転職や独立などを考えて良いものなのか?

 早まらずに今いる場所を見直し、やれることはまだないだろうか。

 『会社にいやがれ!』(神原一光/著、ディスカヴァー・トゥエンティワン/刊)では、日本放送協会(NHK)で「サラリーマンのプロ」になると腹をくくり、組織の力を最大限生かすことで、自分の仕事をつくっているディレクターの神原一光氏が、会社組織で働くことを楽しむための方法を紹介する一冊だ。

 本書から、成長する人間が実践している例を一つ挙げて紹介しよう。

■飲み会の幹事を率先してやる人は伸びる

 「飲み会の幹事」は大変だからあまりやりたくないという人は多いだろう。ただでさえ、普段の仕事が忙しいのに幹事までやるのは大変なのは当然だ。しかし、飲み会の幹事は、相手に「意見を言う」「食事に誘う」「言いわけをしない」といった職場のコミュニケーション力を高める方法が集約されている。もちろん幹事の役目は大変だ。参加者を募り、日程や店を決め、メニューや会費の額も調整しなければならない。参加する人はさまざまな年代にまたがり、「あの店は好きじゃない」など、みんな好き勝手なことばかり言う。会では、相手は酔っぱらっていて絡んでもくる。だが、大変だからこそ、それをまとめ上げることで力がつくのだ。

 神原氏も入局したばかりの頃、仕事もわからず戸惑っているときに、幹事の仕事が回ってきたという。コミュニケーション能力を鍛えるためにも、職場の飲み会やイベントの幹事を引き受けるということを、社会人経験が浅いうちに、率先してやっておくといいのだ。

 神原氏のようにテレビ番組の制作という仕事で独立する人もいるが、人気番組を担当し、成功を収めることができるのは、ほんのひと握りの人だろう。それなら会社という組織の中で自分を鍛え、輝かせるのも成長できる1つの方法だ。

 仕事に不満がある。給料や待遇に不満がある。転職したい。独立したい。何かしらこのような思いを抱いているサラリーマンは多いだろう。ただ、仕事や同僚とのコミュニケーションなど、今の会社でやること、やれることはまだまだあるはず。まずは、今いる場所で出来ることを探してみてはどうだろう。
(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。

BusinessJournal編集部

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