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日常生活でも軽減できる! ひざ痛の主な発生原因とその対策

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日常生活でも軽減できる! ひざ痛の主な発生原因とその対策の画像1※画像:『正しい歩き方をすれば腰痛・ひざ痛・肩こりは9割治る!』(酒井慎太郎/著、SBクリエイティブ/刊)

 腰痛、ひざ痛、肩こりなどに悩まされるのは高齢の人だけではなく、若い人でも同じだ。長時間のパソコンによるもの、運動不足、普段の姿勢や歩き方、年齢など原因はいろいろ考えられるが、これらを改善する方法はあるのだろうか。

 『正しい歩き方をすれば腰痛・ひざ痛・肩こりは9割治る!』(酒井慎太郎/著、SBクリエイティブ/刊)では、痛みの発生するメカニズムとともに、痛みをなくすウォーキングやストレッチ法を解説。また、スマートフォンやパソコンを使うことで起こりがちなストレートネックを改善する簡単なストレッチなど、日常生活で取り入れたい様々な体操についても紹介している。

■ひざの痛みの発生原因とは?

 腰痛肩こりの他に苦しんでいる人が多いのはひざ痛だろう。ひざは人間の体の中でも、非常によくできている器官だ。曲がったり伸びたりするだけでなく、微妙にねじれるような動きにも対応できる。なので、これほど複雑な動きをするからこそ、ひざは故障しやすいといえる箇所なのだ。ちょっとしたことで違和感を覚えたり、歩きにくさや痛みを感じてしまう。

 本書によれば、ひざの故障の多くは、軟骨や半月板が摩耗・損傷することで発生するという。しかし、これらのクッションは消耗品で再生しないという特徴がある。長年、使い続けることによってどんどん擦り減っていく一方なのだ。高齢者にひざを痛める人が多いのは、このような理由によるものだ。ひざの半月板や軟骨がすり減っていく摩耗が進むと、軟骨が変形したり、骨の突起ができて、これらが間接に痛みを起こす。この疾患を変形性膝関節症と呼び、ひざに関する関節痛の中では代表的なものといえる。

 しかし、本書の著者で柔道整復師の酒井氏は、半月板や軟骨は消耗品で再生しないといっても、スムーズな状態でひざを使っていれば、軟骨は減らないし、変形性膝関節症は対処可能だと語る。すり減った軟骨は修復こそしないが、関節の状態を引っかからずに動くようにすれば痛みは感じなくなるのだ。

 また、ひざを痛める原因は使い過ぎるからだけではない。これとは逆の原因で、長年の運動不足も原因の1つとなる。

 ひざは大腿四頭筋の筋力が落ちてくると、バランスが崩れてくる。特に大腿四頭筋のうち、ひざの内側にある内側広筋という筋肉は、日常生活の中で使われる機会が少ないため、衰えやすいという性質があるという。そして、内側広筋の筋肉が弱まると、ひざの外側に比べて内側が弱くなるためひざの関節は次第に外側に引っ張られていく。これが進行すると、ひざが外側に曲がり、いわゆるO脚になってしまう。こうした状態にならないように、運動不足状態になるのは避けたいところだ。

 もう1つ、O脚になる原因は姿勢の悪さだ。姿勢が悪いとひざが常に曲がった状態が続くため、楽なO脚に移行していく。

 こうしてひざの痛みが出ると、ほとんどの人は外に出る機会を減らして動かなってしまう。これがまた内側広筋の衰え、膝屈曲を招き、症状を悪化させるという悪循環を生んでしまう。

BusinessJournal編集部

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