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山本康博「なぜあの商品はヒットしたのか/しないのか」

なぜあの人は、あの人自身がヒットしてるのか?幸せな人生を送る人が実践する3つのこと

文=山本康博/ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表取締役
なぜあの人は、あの人自身がヒットしてるのか?幸せな人生を送る人が実践する3つのことの画像1「Thinkstock」より

 本稿をお読みいただいているほとんどの方は、「マーケティングなんて自分には関係ない」と思われていると思います。まったくそんなことはないです。みなさんは「プロ並みのマーケッター」なのです。そこで、みなさまご自身が「ヒットする人材」になるための秘訣をお教えします。

「そんなことがあるはずない」と言われるかもしれません。

 私自身は職業としてマーケッターを名乗っていますが、もしかしたらみなさまのほうがプロのマーケッターかもしれません。学問としてのマーケティングがどうのこうのと言うつもりはありません。数百人のマーケッターとお付き合いしている体験から実感していることですが、知識のある人がマーケティングセンスが高いのではないと断言できます。

 では、どんな普通の人が、プロ並み、もしくはプロ以上のマーケッターなのか。

 ずばり、「多くの経験や好奇心、実行力のある人」だと考えます。マーケッターは、サービスや商品を売れるように考える特別な人ではなく、以下の3つを数多く無意識にこなしている人だといえる。

 その3つとは、「刺激」「感動」「行動」。これらを物心がついたときから無意識にしていた人が、よりマーケッター的な人だといえます。何かに刺激を与え、そのことに感動を覚えてもらい、その結果として行動に結びつくことに、無意識にチャレンジしているからです。

「万能ツール」=「マーケティング」

 マーケティングは、自分自身に対しても同じように使えます。何かをするにも、刺激をもらって感動して行動を始めるという経験が、誰でも一度くらいはあるかと思います。他者に対しても有効に働きます。親友にプレゼントを渡すときや、誰かとお付き合いするときにも、とても有効に使えます。これからクリスマスシーズンになりますが、ぜひマーケティングを使って、素敵なクリスマスを過ごせるように考えてほしいです。

 マーケティングというと、特別な人がするものだという考えは間違っていると私は考えています。マーケティングを学問として多く学んだ人よりも、物心ついた幼少時代から豊富な探究心や、誰かを驚かそう、喜ばせようと生活していた人が、私たちのようなマーケティングを職業とする専門家よりも、優れているのではないかと確信しています。

山本康博

山本康博

ビジネス・バリュー・クリエイションズ
代表取締役、損保ジャパン顧問。ブランドマーケッター。日本コカ・コーラ、日本たばこ産業、伊藤園でマーケティング、新商品企画・開発に携わり、独立後に同社を設立。これまで携わった開発商品は120アイテム、テレビCMは52本制作。1年以上継続した商品は計算すると3割以上、メーカー側でマーケティング実績35年。現在では新商品開発サポートのほか、業界紙をはじめとしたメディア出演や寄稿、企業研修、大学等でのセミナー・講義なども多数実施。たたき上げ新商品・新サービス企画立ち上げスペシャリスト。潜在ニーズ研究家。著書に『ヒットの正体』(日本実業出版社)、『現代 宣伝・広告の実務』(宣伝会議)、2016年スタンフォード大学 David Bradford 名誉教授、ボストンカレッジ Allan Cohen 教授の推薦書として、世界に向けて英著、 “Stick Out”a ninja in Japanese brand marketingを全世界同時発売開始。『Stick Out~a ninja marketer』(BVC)、現在ブレイク中で話題のAmazon書籍総合1位も獲得したベストセラー『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(致知出版)の一人として8月1日執筆など。

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