NEW

「理想的な姿勢」は存在しない!「同じ姿勢を続けること」は病気のリスクに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

mikitakahiro007.jpg
スマートフォンアプリを組み合わせて高さが変わるデスク(写真はAspirus DeskのFacebookより)

 前回、腰痛と姿勢の関係、「そもそも良い姿勢とは何か」ということを説明した。今回はより具体的に、腰痛と良い姿勢の関係について考えていきたい。

 たとえば、米国整形外科学会(AAOS)では、仕事中に腰痛を感じたらオフィスの椅子や座り方に問題がないか点検するべきあり、それには次のようなアドバイスが挙げられている。

●背中を(自然な範囲で)やや反らせて座る
●腰の部分に支えがある椅子を選ぶ
●頭と肩がまっすぐになり、支えられている姿勢を保つ
●机の高さを調整し、身体を傾けなくても手が届くようにする
●1時間ごとに休憩をとる。立ち上がって歩き回ったり、背中を伸ばしたりする

 前回、良い姿勢とは「自分の筋肉を使って保っている姿勢」、悪い姿勢とは「自分の筋肉ではなく身体の組織の引っ張りや突っ掛かりで保たれている姿勢」と説明した。それを踏まえて考えてみると、上記の米国整形外科学会のアドバイスは理にかなっている。背中をやや反らせて座るというのは、自らの筋肉で支える姿勢だ。その他のアドバイスも基本的には「身体に負担をかけない姿勢」である。

 しかし、もっとも重要なことは、最後のアドバイス「1時間ごとに休憩を取る」だ。なぜこれが最も重要なのか?

同じ姿勢を続けることが最も悪い

 実は「理想的な姿勢」は、ないに等しい。