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鈴木貴博「経済を読む目玉」

楽天での買い物で、ポイント還元率を年間10%以上にキープする方法

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楽天市場 HP」より
 楽天市場やYahoo!ショッピングなどインターネット通販を使っていると、よくポイント増額のキャンペーンの連絡が送られてくる。たとえば楽天の場合、プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスやJリーグのヴィッセル神戸が勝った翌日には「楽天市場で買い物をするとポイントが倍になる」というメールが送られてくる。そのメールのリンクをクリックすると、キャンペーンのエントリーページが開く。そして重要なのが、そのページでエントリーのボタンを押さないと、ポイントが倍になる権利は得られないという点だ。

 理由はエントリーボタンを顧客に押してもらうことで、キャンペーンのメールを送ったうちの何人がそれに反応してくれたかを楽天側で測定するためだ。これは「キャンペーンマネジメント」と呼ばれ、「ポイント倍額」のようなキャンペーンを企画する側は、その勧誘のメールを送った中の何%がキャンペーンにエントリーしてくれて、さらに何%が買い物をしてくれたかをきちんと測定しているのだ。

 さて、あるとき自分で疑問を感じたのだ。

「毎週やってくるこういったキャンペーンにただ反応している場合と、顧客の側できちんと戦略を練って対応している場合で、どれくらいお得さに違いが出るのだろうか?」

 つまりネット通販の事業者側がやっているように、個人でも自分がどのようなキャンペーンにどう反応したかを測定したら、どんなことがわかるのか調べてみようと思ったのだ。

 さっそくやってみた。

自己ルールを設定する


 まず最初にやったことは、自分がこれまで無意識にネット通販を使っていたときのポイント還元率がどれくらいだったかを、振り返って計算することだった。楽天の場合、過去の購買履歴とポイント履歴を参照すると、自分がどれくらいの買い物をしてどれくらいのポイントを得ていたかが計算できる。ちょっと面倒な作業ではあるのだが、実は私のような経営コンサルタントにとっては手慣れた作業でもある。小一時間ほどデータをいじっていると、過去1年間の平均ポイント還元率がわかった。

 私の場合、楽天で無意識に買い物をしてきたポイント還元率の実績は3.3%だった。基本的に楽天の会員は楽天で買い物をすると1%のポイントを還元してもらえる。楽天カードで決済すると+1%で計2%のポイント還元になる。難しいことを抜きにしていえば、キャンペーン抜きに普通に楽天市場で買い物をしていると、だいたい2%の還元率になるのである。