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なぜ韓国人は『ベテラン』に熱狂したのか? 社会問題をエンタメ化する韓国映画の特性

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【リアルサウンドより】

 韓国映画『ベテラン』は、一見とてもわかりやすい作品だ。正義感の強いベテラン刑事が、財閥企業の悪徳ボンボンを追い詰めていく。簡潔な勧善懲悪の構図だ。南北朝鮮のスパイの攻防を描いた前作『ベルリンファイル』で知られるリュ・スンワン監督は、今作では勧善懲悪のアクション活劇にギアチェンジした。

 直情的に正義を貫く主人公の刑事ソ・ドチョルを演じるのは、『新しき世界』や『国際市場で逢いましょう』などで日本でも注目度が増すファン・ジョンミン。対して、やることなすことすべてが横暴かつ乱暴な財閥企業の御曹司チョ・テオを演じるのは、これまで『カンチョリ』など優しい好青年の役が目立ったユ・アイン。『ベテラン』最大の見どころは、この両者が正面から激突するクライマックスにある。

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