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『マイ・ファニー・レディ』に漂う“優しさ”の由来は? P・ボグダノヴィッチ監督の過去から考察

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【リアルサウンドより】

 昨年の第27回東京国際映画祭におけるサプライズのひとつは、ピーター・ボグダノヴィッチ監督とオーウェン・ウィルソンの来日だったのではないだろうか。その時、上映された作品こそ、ボグダノヴィッチ監督にとって13年ぶりの劇場用長編作品となった映画『マイ・ファニー・レディ』だった。

 舞台演出家アーノルド(オーウェン・ウィルソン)と彼の妻であり女優でもあるデルタ(キャスリン・ハーン)は、新作の共演者を決めるオーディションを開催。そこに現れた女優の卵イザベラ(イモージェン・プーツ)は、かつてアーノルドと関係を持ったコールガールで、彼は何とか妻との共演を阻止しようとするものの、デルタはイザベラの演技を絶賛しオーディジョンに合格させてしまう。さらにイザベラに恋する脚本家、脚本家の恋人であるセラピスト、セラピストの患者でありイザベラの別客でもある判事などが入り乱れ、物語は複雑怪奇な様相に。

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