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ダチョウ倶楽部の「秘密」…30年間安定の活躍の「知られざる理由」

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「Thinkstock」より
 お笑いトリオのダチョウ倶楽部がデビュー30周年を迎え、安定の活躍ぶりをみせている。芸能事務所関係者がよくタレント育成について語るとき、「ブレイクや飛躍ではなく、細く長く芸能界で生き続ける」ことを目標に掲げる。まさにこれを具現化しているのがダチョウ倶楽部といえよう。最近の活動をみても、彼らのギャグの「現状維持!」どころか、この1年は週1、多いときは週2~3のペースで企業イベントにひっぱりだこ。大手芸能事務所関係者は語る。

「芸能人にとって大きな収入源は、企業とのスポンサー契約です。メディア露出で知名度を上げてイメージをつくり、大手企業から商品のイメージキャラクターや、イベント、テレビCMなどの仕事を得ることが大きな収入につながるのです。企業イベントは出演のギャラも高いですし、事務所としては今後の仕事に期待が膨らみますね」

 では、なぜダチョウ倶楽部は企業に重宝されるのだろうか。大手広告代理店関係者は次のように分析する。

「1番大きいのは、ギャグやネタがポジティブであること。第2に3人の仲が良いこと。3番目に謙虚な姿勢です。ケンカと見せかけてキスや肩を組んで仲直りしたり、上島竜兵が怒って床を蹴ると皆で飛び跳ねたりと、他人を傷つけないネタは、イメージを最重要視する企業に安心感を与えます」

 2人が険悪なムードになった時は、残った1人が緩和剤になるという、トリオならではの利点があるのは確かだろう。ケンカをしながらもバランスを保っていれば、端からは和気あいあいとしているように見える。しかし、3人の仲が良い秘訣は別にあると、芸能事務所関係者はいう。

「彼らはピンの仕事でも、すべてギャラは3等分。どんなことがあってもメンバー間で経済格差はできない。30年もの間、解散の危機もなくやってこられた最大の理由はそれでしょう。謙虚と感じさせる所以は、誰か1人がふてぶてしい言動をしても、すかさず別の誰かがフォローするお陰で、失礼な言動も冗談やギャグになる。この絶妙なバランスで、見事に企業や一般の人々の好感を勝ち得ているのです」

 ダチョウ倶楽部の活躍は、しばらく続きそうだ。
(文=編集部)