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酒の飲み過ぎで大脳が10~20%萎縮! うつ病や認知症の原因にも

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健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレスより】

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アルコールは脳も破壊する(shutterstock.com)

 酔っぱらいは同じ話を何度も繰り返す。家に帰った時の記憶が消えている。思い出そうとしても思い出せない。そんな経験があるだろう。なぜか? 酔っぱらうと、大脳はどのように変化し、影響を受けるのか?

 日経『Gooday』(2015年3月25日/生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響する)によれば、アルコールによる脳の影響を研究する自然科学研究機構生理学研究所の柿木隆介教授は、「アルコールが脳の働きを変化させ、感情のコントロール、平衡感覚、長期記憶に影響を与える」と話す。

 大脳(脳脊髄)には、有害な物質をブロックする血液脳関門(BBB/blood-brain barrier)という脳の関所がある。血液脳関門は、中枢神経のホメオスタシス(恒常性)を守るために、血液から大脳に有害な化学物質や異物が侵入するのを防御するシステムだ。分子量500以下のタンパク質や脂溶性の物質はブロックされない。アルコール(エタノール)の分子量は46.07で脂溶性のため、難攻不落のバリアー、血液脳関門でもやすやすとスルーする。その結果、大脳は麻痺する。

酔っぱらうと、前頭葉、小脳、海馬が麻痺

 アルコールによる影響が出やすい大脳の場所はどこか?

 まず、人間の思考や理性をコントロールする「理性のガードマン」ともいうべき前頭葉が酔っぱらう。前頭葉のコントロール機能が乱れると、たとえば、大声でしゃべる、人の悪口や秘密を暴く、下ネタや自慢話を漏らす、遠い距離でも歩いて帰るなどの奇行を示す。