不倫相手暴行疑惑の超有名社長、怪しすぎる商法と人格…違法行為疑惑が続々発覚

　そして、B氏が舎弟のようにして仕えている大物経営者には最敬礼をおこない、「Cで知り合った女を合コンに連れて来い」と指示を受ければ実際に手配も行っている。一方で格下と見た人間に対しては、「俺は東証一部上場企業の社長」「俺を誰だと思ってるんだ」「俺は実業家なんだ」「俺の言うことは正論なんだよ」というのが口癖のようである。

　またB氏は、子会社上場の際には、社内SNSやCの会員に対して「オフレコだ」と言いながら「これから○○社が上場するから」「大手EC企業から出資を受けることになった」などのインサイダー情報を明かしていた。関係者は儲けられたかもしれないが、これも明らかに違法行為であろう。

　さらには、B氏の誕生日が近くなると、A社の社員は強制的に上納金を徴収され、そのお金を合わせてB氏のために誕生日プレゼントを買うしきたりがある。上納金はランクによって変動し、たとえば平社員は5,000円、役員クラスで数万円だ。総額では数百万円にもなり、これまでジェットスキーや高級時計がプレゼントされていた。毎年B氏は「誕生日プレゼントに社員からもらった！」と大はしゃぎでSNSにアップしており、社員は不満顔だが、嫌だとは言えない空気なのだという。関係者は語る。

「これまでB氏はA社の金正日といわれていましたが、今や麻原彰晃となっています」

（文＝新田龍／株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト）