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ソフトバンクの危機…売上高を上回る巨額借金、孫社長とアローラの対立懸念も

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 中国電子商取引のアリババ集団への投資が成功体験として残っている。計105億円出資したアリババ集団は14年9月、ニューヨーク証券取引所に上場。筆頭株主のソフトバンクは7兆円以上の含み益を得た。アローラ氏を軍師に迎え、インドでの投資へと路線を戻した。インド市場でアリババのような金の卵を産む成長企業を探す。

 旧ソフトバンクの株価はスプリントを買収し世界的な通信会社なるとの期待から、13年12月27日に9320円の高値をつけた。これが過去10年間のピーク。2年後の15年12月29日の終値は6127円。13年の高値から34%も安い水準だ。スプリントの業績悪化が株価下落の主な原因である。

 スプリントの買収で積み上がった有利子負債は11兆8918億円(15年9月末時点)。売上高8兆6702億円(15年3月期)を上回る異常な水準だ。借金の重圧が株価の頭を押さえている。16年にスプリントを保有したまま、株価を反転させる秘策はあるのか。

 アローラ氏は出資した企業の株式を計画的に売却して、リターンを得るオーソドックスな手法を取り、投資家の常道を歩んでいる。これに対してSBGはいったん買った会社は売らない。「スプリントの売却をめぐり2人が衝突するのは時間の問題」(金融筋)と見る向きも少なくない。
(文=編集部)

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