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スタバ、某店舗内に非常識&感動のパネル!良い人材が他店に流出しない秘密

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スターバックス店舗にて

 部下のやる気を引き出すには、積極的に「部下を褒める」ことと「部下に権限を委譲する」ことが効果的です。

 業界によっては、褒めず、権限委譲せず、強権的な指示を下すほうが営業成績は伸びるかもしれません。戦国時代などの戦時下であれば、過度に褒めたり権限の委譲が進み過ぎてしまうと、逆に軍団の士気は緩み、弱い軍団に成り下がってしまうでしょう。自らも死地に赴き、かつ部下にも死地に赴くことを強権的に命じる必要があります。したがって、そのような状況下では褒めたり権限を委譲する余地は少ないといえます。

 このように特殊な状況下や時代、あるいは業界によっては、褒めることや権限委譲は害となることもありますが、基本はやはり褒めることと権限を委譲することが、最も効果的に部下のやる気を引き出すことができる手法になるでしょう。

 先日、スターバックスコーヒーの店舗を訪れた時のことです。注文を済ませてコーヒーを受け取るカウンターに向かう途中、あるラミネートパネルが目に入ってきました。「Best Barista of the Month けいくん」と題してありました。

 啓くんの写真が掲出されていました。そして、次のように続きます。

「啓くんは、いつも誰に対しても平等に接し、お互いを認め合う姿勢を貫いています。一人ひとりの個性を認めて、称え、自信を与えてくれます。何よりも、パートナーのみんなから絶大なる信頼があります。そんな啓くんにパートナーオブザマンスを贈ります。啓くん、素敵な雰囲気をいつもありがとう」

 最後に大きな文字で「Thank you!」と締めくくっています。

部下を褒め、権限委譲する体制のあるスターバックス

 筆者はこれを見て感動しました。啓くんは、もっと感動したことでしょう。啓くんのモチベーションは上がり、さらに仕事に励んでいることでしょう。ほかのスタッフも褒められたいと願い、きっと仕事に邁進しているに違いありません。褒められて嬉しくない人はいないのではないでしょうか。そして、褒められることでスタッフのモチベーションは向上し、生産性も上がるのです。

 ところで、筆者はいつも都内の複数のスターバックスの店舗を訪れるのですが、このように部下を褒めた証を店内に掲出していた店舗はここだけです。もしかしたらどこかほかの店舗でも行っているかもしれませんし、バックヤードでは掲出しているかもしれませんが、店内に掲出している店舗は初めて見ました。