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香港映画のエロ・グロ・バイオレンス“三級片”の怪優、アンソニー・ウォンが描く狂気

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【リアルサウンドより】

 香港映画には「三級片」と呼ばれるジャンルがある。これは映画の内容が三流ということではない。三級片は単なる年齢制限であり、日本でいうところの「18禁」を指す言葉だ。全年齢対象は一級片、日本で言うところのPG12やR15が二級片(さらに二級片は更にA級、B級が存在する)である。ちなみに日本で親しまれているジャッキー・チェンの映画などは、二級片に区分されることが多い。前置きが長くなったが、三級片とは子供が観てはいけない映画…すなわちエロ・グロ・暴力に特化している映画群である。いわば香港映画のダークサイドだ。

 そんな三級片シーンの中で、90年代に狂い咲いた俳優がアンソニー・ウォンである。実際の猟奇殺人事件をモデルにして、今日でも映画史上屈指の凶悪映画と言われる『八仙飯店之人肉饅頭(93)』に主演し、この映画で香港のアカデミー賞である香港電影金像奨で主演俳優賞を受賞(※もちろん競った相手は三級片だけではない)。

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