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午堂登紀雄「Drivin’ Your Life」

今年マンションや戸建てを買うべき人、買ってはいけない人…価格下落待ちの落とし穴

文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役
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 まず、18年から20年以降、地価が12年以前の水準程度まで下がると予想している人。下がると予想するならば、現金をためながら待つという戦略になりそうです。もちろん、頭金を用意できるとか、それなりの企業に勤め平均以上の年収がある属性を持っていることが必要です。

 あとは当然ですが、これから間もなく転勤や転職、結婚などで生活スタイルが変化し、引っ越しを余儀なくされる可能性が高い人です。
 
 また、給与やボーナスなど収入が減る予感のある人、出産などで夫婦共働きができなくなる人なども、収入に関係なく固定費となる住宅ローンを抱えるより、生活水準の変化に合わせて住居コストを変えられる賃貸のほうが安全かもしれません。

 ただし、やめておいたほうがよいカテゴリーの人でも、大丈夫な買い方があります。これはまた次回以降でご紹介したいと思います。
(文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役)

午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役

午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役

 1971年、岡山県瀬戸内市牛窓町生まれ。岡山県立岡山城東高等学校(第1期生)、中央大学経済学部国際経済学科卒。米国公認会計士。
 東京都内の会計事務所、コンビニエンスストアのミニストップ本部を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして勤務。
 2006年、不動産仲介を手掛ける株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。2008年、ビジネスパーソンを対象に、「話す」声をつくるためのボイストレーニングスクール「ビジヴォ」を秋葉原に開校。2015年に株式会社エデュビジョンとして法人化。不動産コンサルティングや教育関連事業などを手掛けつつ、個人投資家、ビジネス書作家、講演家としても活動している。

Twitter:@tokiogodo

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