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『いつ恋』第一話で“男女の機微”はどう描かれた? 脚本家・坂元裕二の作家性に迫る

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【リアルサウンドより】

 フジテレビの月9(月曜夜9時枠)で放送されている『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下、『いつ恋』)は、東京で暮らす地方出身の若者たちの恋愛群像劇だ。脚本は『最高の離婚』や『問題のあるレストラン』(ともにフジテレビ系)の坂元裕二。チーフ演出は近年の坂元作品を手掛ける並木道子。近年もっとも先鋭的な娯楽作を書いてきた坂元が、出世作となった『東京ラブストーリー』を発表した月9で、再び恋愛ドラマを手掛けるということもあり注目されていた『いつ恋』だが、想像を上回る素晴らしい仕上がりだった。

 物語は、東京で暮らす曽田練(高良健吾)が北海道で暮らす杉原音(有村架純)と出会うところから始まる。音は幼少期に両親を亡くし、里親の林田雅彦(柄本明)に引き取られて北海道で暮らしていた。成長した音は林田の進めで、地元の名士である白井篤史(安原顕)との婚約が決められており、来月には結婚する予定だった。

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