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小薮浩二郎「食品の闇」

梅干しは危険!食べてはいけない?非表示の合成保存料が添加

文=小薮浩二郎/食品メーカー顧問
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 このようにビタミンB1は事実上、合成保存料として使用されているのです。

 それでもビタミンB1が摂取できるのであればよい、と考える人もいるかもしれません。しかし、次回以降の本連載で詳細に解説していきますが、合成添加物は多くの問題があります。ビタミンB1は比較的水分の多い食品、弁当、お惣菜などに使われています。買うとき表示をよく見ましょう。

 「B1」は、栄養強化の目的で添加する場合、原材料として表示しなくてもよいことになっているので、表示されていないこともあります。その場合には、消費者はどうしようもありません。

 こんなことでよいのでしょうか。早急に法令を改正すべきです。消費者はもっと怒るべきです。
(文=小薮浩二郎/食品メーカー顧問)

小薮浩二郎/食品メーカー顧問

小薮浩二郎/食品メーカー顧問

1945年、岡山県生まれ。九州大大学院農芸化学専攻(栄養化学講座)修了。製薬会社の研究部門ほか、添加物開発の最前線で添加物研究に従事する。研究歴40年以上で、第一人者。現在は、食品会社の顧問、食品販売会社特別顧問(品質管理)に携わる。著書に「悲しき国産食品」「食品業界は今日も、やりたい放題」「食品選び・おとなの知恵 ちょっと高くても、コッチ!」など。

Twitter:@eQuqANeNct8MdU5

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