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『いつ恋』第三話レビュー 先が予想できない“三角関係”をどう描いたか?

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【リアルサウンドより】

 恋愛ドラマについて話していると、必ず出てくるのが恋のライバルに対して「どっち派」か? というやりとりだ。『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下、『いつ恋』)でいうと、曽田練(高良健吾)を中心とした杉原音(有村架純)と恋人の日向木穂子(高畑充希)の三角関係がそれにあたるが、この三人の場合、今まで丁寧に描かれてきた練と音の運命の出会いや、木穂子が別の男と不倫の関係にあることから、音の圧勝に見える。

 しかし、木穂子を「都会的な洗練された大人の女性」という恋のライバルだけで片付けるのは何だか気が引ける。高畑充希が見せる節々の表情もあるだろう。特に目の演技が凄まじく、あの虚ろな目を見ていると、不倫とは別の暗いものを抱えているんだろうなぁ。と、感じる。次回の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)の主演が決定している高畑が、わざわざ演じたいと思うような役だ。この先きっと何かあるはずだ。と、思っていた。

 第三話は、そんな木穂子の姿からはじまる。練の家に置くための包丁やカーテンを買いそろえた後、コンビニの前でビールを飲む姿は、強くてしたたかな女だと思わせる。そんな木穂子に、不倫の逃げ場じゃなくて、ちゃんと「付き合おう」と言う練。

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