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ジャッキー・チェンの凄味はアクションだけじゃない! 『ドラゴン・ブレイド』で見せたフィルムメイカーの手腕

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【リアルサウンドより】

 コミカルな作風とカンフーを組みあわせた演出、想像を絶する命がけのスタント、身の周りのモノを使った斬新な殺陣……ジャッキー・チェンが創造した“ジャッキーアクション”は映画に革命をもたらした。『るろうに剣心』大ヒットの立役者である谷垣健治アクション監督がジャッキーに憧れてスタントの世界に足を踏み入れたのは有名な話であるし、『ザ・レイド』のギャレス・エヴァンス監督をはじめ、彼の影響を受けたクリエイターは数知れない。今となってはアクション映画でジャッキーのエッセンスを取り入れていないものを探すほうが困難だろう。そして、ジャッキー自身もジャッキーアクションを武器にハリウッドでも活躍し、今や“世界で一番有名なアジア人”である。

 そんなジャッキー主演作の評価について、筆者がどうしても納得できないのが、彼に期待されているものがいまだに“ジャッキーアクション”であるということだ。作品が公開されるたび、「歳をとってもジャッキーアクションは健在」「今回の作品はジャッキーアクションが少なかった」という声が聞こえてくる。いや、ちょっと待てと。いかに伝説的なアクション俳優とはいえ、60歳を超え、「アクションを引退する」と何度も口にしている人間に、同じようなアクションばかり期待してどうするのか? ジャッキー自身も明確にジャッキーアクション以外を押し出した作品を作り続けているというのに。

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