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悲劇の少女か、堂々たる嘘つきか? 獄中インタビューで暴露合戦をする、母親殺害事件の娘と恋人

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【「月刊サイゾー」立ち読みサイト「サイゾーpremium」より】

――犯罪大国アメリカにおいて、罪の内実を詳らかにする「トゥルー・クライム(実録犯罪物)」は人気コンテンツのひとつ。犯罪者の顔も声もばんばんメディアに登場し、裁判の一部始終すら報道され、人々はそれらをどう思ったか、井戸端会議で口端に上らせる。いったい何がそこまで関心を集めているのか? アメリカ在住のTVディレクターが、凄惨すぎる事件からおマヌケ事件まで、アメリカの茶の間を賑わせたトゥルー・クライムの中身から、彼の国のもうひとつの顔を案内する。

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ジェニファー&ポールの幸せだった頃。

 テキサス州ヒルトップ刑務所内に設置された、無数の照明とテレビカメラ。その前で笑みを浮かべながらパイプ椅子に座る、ブラウンヘアーの少女。テレビ番組のリポーターがインタビューを開始すると、少女は静かに語り出す。

「母親の血しぶきが私の膝にかかりました。そして部屋中が血の海となり、私はただただその光景を見ていました」

 煌々と光る照明を浴びながら衝撃の事実を語るこの少女は、もちろんセレブやアイドルではない。現在、母親を殺害した罪で刑務所に収監されている本物の囚人だ。

 犯罪大国アメリカでは、犯罪者の犯した罪の実情にスリルを感じ、興味を持つ者が多いことから、こうしたトゥルー・クライム(実録犯罪物)を扱ったエンターテインメントが1ジャンルとして不動の地位を確立している。テレビをつければ被害者の遺族や、時に加害者までが事件の詳細を語り視聴率を上げているのだ。

 冒頭で紹介した少女もまた、テレビ番組が企画した獄中インタビューに答える加害者の一人。かつてアメリカを大きく揺るがした母親殺害事件の真相が、赤裸々に語られた。

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