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JRA「最悪のタイミング」 清原逮捕で社会激震の中「禁止薬物」騎手発覚と、“天才”の過ち

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 昨年の高部あい、そして2月の清原和博と、芸能界を何度目かの「薬物蔓延」イメージが覆いつつある。他の業界としては、この「お仲間」とは思われたくないのが本音なのは間違いない。

 しかし、まさに「最悪のタイミング」で“薬物トラブル”を起こした業界が出てしまった。清原の数々の乱痴気騒ぎの過去や薬物ルートの話がメディアを支配する中、スポーツである野球に近い領域の「競馬」で、大きな問題が発覚したのである。

 JRA(日本中央競馬会)は11日、現在日本に外国人の“短期免許”で来日し、中央競馬に騎乗するルイス・コントレラス騎手から、ドーピング検査で禁止薬物「オキシコドン」が検出されたことを発表。同騎手を同日から裁定委員会の議定があるまで騎乗停止にすると発表した。

 オキシコドンは「麻薬および向精神薬取締法」で麻薬に指定されている劇薬。アメリカでは医師の処方箋があれば普通に手に入る強い鎮痛剤として使われ、慢性の膝痛緩和のために処方することもあり得るようだが、日本では基本的に“アウト”。以前、トヨタ自動車前常務役員が麻薬取締法違反の疑いで逮捕された原因となった薬でもある。依存性も強いらしい。

 JRAに対し、コントレラス騎手から事前に服用している旨の届け出はなかったようだ。それはさすがにマズいでしょうといったところだが、それがアメリカと日本の“文化”の違いで伝えなかったのか、完全なる“隠蔽”なのかが調査の焦点といったところだろう。

 いずれにせよ、清原の薬物逮捕が大騒動になっている今、薬物の問題が浮上してしまったのはJRAとしてもあまりに痛い話。おそらく社会情勢も考え、コントレラス騎手には厳罰が科せられるに違いない。

これまでも、競馬界では薬物に関する醜聞が時折出た。

 競馬界の“元祖天才”といわれ、競馬界のヒーローである武豊や岡部幸雄と数々の名勝負を繰り広げた田原成貴元騎手は、2001年に覚せい剤所持で逮捕されている。彼の場合は銃刀法違反や記者への暴力など、そもそも危なっかしい面のある人物だったが、競馬界を彩ったスター騎手だっただけに、ファンにとっては非常に衝撃的な話ではあった。

 そして、直接的に競馬界というわけではないが、00年に武豊騎手の兄である武伸氏が覚せい剤取締法違反で逮捕されたというニュースもあった。あまりにもスターすぎる弟へのコンプレックスというのが使用の原因だとか。その後の詳細は不明のようで……。

 野球や芸能と同様、競馬も薬物問題とは決して無縁ではないということだ。