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JRAも頭抱えた!?  ファン大噴火、川田将雅騎手「意味不明なボロ負け」騎乗の真相

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 多くのファンの言葉を代弁するなら「やっちまったなこの野郎!」といったところか。

 14日、中央競馬・京都競馬場で行われた「京都記念(G2)」。例年ハイレベルなメンバー構成となる同レースだが、今年はやや小粒な印象ではあった。まあそんなことは本項の問題ではない。

 今年、この京都記念の単勝1番人気はレーヴミストラルで3.9倍。父は種牡馬リーディング上位常連のキングカメハメハ、母は数々の重賞馬を産んできたレーヴドスカーというかなりの良血である。前走の日経新春杯(G2)を最後方からの「全馬ゴボウ抜き」で勝利したこと、そして、同馬を管理する松田博資調教師(70)の定年・勇退まで残り3週という中で応援の意味合いもあったのかもしれない。

 そして、このレーヴミストラルに騎乗したのが、関西の川田将雅騎手。

 現在30歳の川田騎手は、毎年100勝前後をコンスタントに勝つ「競馬界のアラサー代表」のような人物で、すでにG1も数多く勝利している。昨年も年度代表馬であるモーリスで安田記念、ラブリーデイで宝塚記念(G1)を制するなど好調。「日本競馬を牛耳る」ほどの権力を持つ生産集団「社台グループ」の“オキニ”の一人でもあるそうで、毎年有力な競走馬が彼に回ってきている印象もある。まあ、期待のホープではあるということだ。

 で、肝心の京都記念だが、レーヴミストラルはスタートから最後まで最後方(シンガリ)に言葉通り「ポツン」と置いていかれ、最後の直線も伸びる気配さえ見えず、そのまま12着敗退。以上。

 あっさりな説明で申し訳ない。レースを簡潔に説明すると、そういうことになってしまう。そのくらい中身がなかった。

 レースを観戦していたファンもボー然自失。「え、何あれ? うそでしょ?」といった具合だ。そしてその数秒後、レーヴミストラルの馬券を買ったファンは当然怒り爆発。単勝3.9倍と混戦模様とはいえ、仮にも1番人気である。にもかかわらず、見せ場どころかレースに参加していたのかと疑われるレベルの敗走。よく後方で脚をタメすぎて直線で先頭まで届かない「タメ殺し」なんて言葉があるが、タメてすらいなかったのではと思うほどの不発っぷりだった。

 川田騎手は「具合は良さそうでしたけど、この馬場では全く無理でした。残念です」と説明。前日からの雨で芝が「重」となっており、硬い芝でのキレ味を身上とするレーヴミストラルからすれば不利なのは理解できる。ただ、ファンからすれば「そういう問題じゃない!」といったところだろう。

 レーヴミストラルがキレ味の馬であること、芝が重くなっていること、レース中、前が有利になるスローペースに落ち着いたことなどは、川田騎手ほどの人物ならわかるだろう。馬の調子が悪かったのならまだ理解できるが「具合は良さそうでした」とのことなので、「じゃあ何故!?」となってしまうのも仕方がない。もっと早くしかけることもせず、最後はヤケクソにしかみえない大外ブン回し……まるで芸がないではないか。

 川田騎手といえば昨年、牝馬としてあの6冠牝馬「ブエナビスタ超え」を期待された1番人気(1.8倍)ハープスターで京都記念に騎乗したが、後方が主体の同馬を中団まで押し上げ、迷ったように走り慣れていないインコースに切れ込んだ挙句、伸びを欠いて5着。どうやら川田騎手にとって、この京都記念は「鬼門」になりつつあるらしい。

 で、今年の京都記念を勝利したのは、現在リーディング騎手・M.デムーロ騎乗のサトノクラウン。調教でもいいタイムが出せなかったためか6番人気と低評価だったが、今ノリノリの外国人騎手に導かれての圧勝。馬の実力もあるのだろうが、騎手の実力差もなんとなく感じてしまった京都記念であった。

 ちなみに、引退まで残り2週間としたレーヴミストラルを管理する松田調教師は「無事にあがってきてくれたらいいさ」とねぎらったらしい。ちょっと寂しい言葉ではある。