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【フェブラリーS直前】歴史を変えた「砂の王者列伝(前編)

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 今週日曜はダート王決定戦となる第33回フェブラリーS(G1)が行われる。東京優駿(日本ダービー)や有馬記念が行われる芝のレースではなく、ダート=砂で行われるこのフェブラリーステークスは、芝の華やかさと違って地味な印象があるが、力と力がぶつかり合うのもまた競馬の醍醐味といえるだろう。

長い日本競馬史の中で「記憶と記録に残る名ダート馬」は数多くいる。今回はその中でも選りすぐりの6頭を2回にわたって紹介しよう。


“天才武豊を背に三連覇を目指す”
コパノリッキー
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父:ゴールドアリュール
母:コパノニキータ
厩舎:村山明
馬主:小林祥晃(Dr.コパ氏)
獲得総賞金:約5億8364万円

 オーナーは人気風水師のDr.コパ氏。史上初のフェブラリーステークス二連覇を達成し、今年三連覇の偉業に挑む。2015年JRA賞最優秀ダートホース受賞。2014年のフェブラリーステークスを最低人気で勝利し、2015年のフェブラリーステークスを1番人気勝利と珍しい戦績。他にかしわ記念(JpnI)、JBCクラシック(JpnI)優勝。ここ2走人気を裏切っているが、フェブラリーSで復活なるか?


ホッコータルマエ
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父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
厩舎:西浦勝一
馬主:矢部道晃
獲得総賞金:約10億3885万円

 35戦17勝で重賞14勝の成績。川崎記念(JpnI)三連覇、東京大賞典(GI)2回、帝王賞(JpnI)2回、JBCクラシック(JpnI)、チャンピオンズカップ(GI)、かしわ記念(JpnI)のGI・JpnIクラス10勝は史上最多記録。2014年JRA賞最優秀ダートホース受賞。苫小牧市観光協会により「とまこまい観光大使」に任命されている。ドバイワールドカップに二年連続で挑戦し昨年は5着。現在7歳馬だがまだまだ衰えを感じさせない。今回のフェブラリーSは回避となり、ドバイ遠征に向かう予定。更なる記録更新に注目したい。


アグネスデジタル
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父:Crafty Prospector
母:Chancey Squaw
厩舎:白井寿昭
馬主:渡辺孝男
獲得総賞金:約7億3092万円

 アメリカで購入された外国産馬。価格は日本円で約2800万円。日本にグレード制が導入された1984年以降、芝とダートの両方でG1勝利を達成した最初の馬として有名。天皇賞・秋(GI)、安田記念(GI)、フェブラリーステークス(GI)、香港カップ(GI)、マイルチャンピオンシップ(GI)2回優勝。2001年最優秀4歳以上牡馬受賞。現在は種牡馬としてビッグレッドファームで繋養中。芝、ダート、国内、地方、香港など条件を問わず活躍。週末のフェブラリーステークスの有力馬であるアスカノロマン、モンドクラッセの父としても有名。


 まずは【前半】として3頭の名馬を紹介したが、そのうち2頭はまだ現役でしかも週末のフェブラリーステークスに出走を予定している。結果次第では新たな伝説が追加されるわけで、注目度も上がってくるといえるだろう。【後半】では悲運の名牝、最強ダート馬達を紹介したい。