NEW

『いつ恋』音はなぜドラマ名を口に?  脚本家・坂元裕二が描く「リアリズム」と「ドラマの嘘」

【この記事のキーワード】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【リアルサウンドより】

 第一章完結となる『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(以下『いつ恋』)の第五話では、3つの物語が同時進行している。

 一つは曽田練(高良健吾)の東京で暮らす地方出身者としての物語だ。祖父の健二(田中泯)が怪我をしたと知って、一日だけ仕事を休んで故郷に帰れないかと葛藤する練だが、仕事の激務と「東京で何もできていない」という想いから、中々、思い立てない。

 もう一つは練を中心とした恋愛群像劇だ。練の恋人・日向木穂子(高畑充希)、練に片思いをしている杉原音(有村架純)、同じ介護施設で働いている音のことが好きな伊吹朝陽(西島隆弘)、練と同郷の幼なじみで練のことが好きな市川小夏(森川葵)、小夏の恋をかなえてあげたい中條晴太(坂口健太郎)。

 ふとした偶然から、静恵おばあちゃん(八千草薫)の家に、練たち6人がそろう。はじめは楽しく食卓を囲んでいた練たちだが、晴太が「社内で不倫してたんですよね?」と木穂子に言ったことで、場の空気は気まずくなる。

続きはこちら