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元少年Aは本当に「凶暴」で「更生していない」のか? 「週刊文春」の直撃記事は妄想と煽りだらけだった

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【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

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元少年A『絶歌』(太田出版)


 少年Aは今もヤバかった、あいつはやっぱり何をするかわからない、あんな凶暴な奴を野放しにしていていいのか。先週、「週刊文春」(文藝春秋)が神戸児童殺傷事件の「元少年A」直撃の一部始終を報道して以降、週刊誌やネットでこんなヒステリックな声が再び広がっている。

 たしかに、「文春」の記事を一読すると、元少年Aは今も危険人物であるとの印象を強く受ける。直撃した記者に対して、「命がけで来てんだろ?」というセリフで威嚇し、その後も1キロに渡って記者を追走、逃げる記者を「お前顔覚えたぞ」と鬼のような形相でにらみつける……。その姿は過去に少年犯罪を犯した人物というより、現役の凶暴犯のイメージだ。