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椎名民生「不動産ビジネス最前線」

東京都内で礼金も手数料も更新料も「ゼロ」の賃貸住宅が余っていた!

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「Thinkstock」より

 2016年は「民泊元年」といわれている。筆者は、出張は民泊、なかでもAirbnb(エアビーアンドビー:通称エアビー)に宿泊するようにしている。これまでに10回宿泊したが、いくつか失敗をし、注意すべき点もわかってきた。これから先、春の行楽シーズンに民泊を利用する人も多いだろう。そこで今回は、エアビーで起こりがちな事件簿をまとめた。

 エアビーとは、08年に米国で設立されたサービスで、インターネットを通じて部屋を貸したい人(ホスト)と、利用したい旅行者(ゲスト)をつなげる宿泊サイトのことをいう。世界190カ国以上に展開し、日本にも14年5月に上陸。以降、利用者が急増中だ。

 これまでの経験からいうと、ホストは所有しているものの自らは住まないマンションを貸すという投資目的のためか、総じてケチなことが多いように思える。このため、次のような事件が起きる。

ホストはケチ…飲み放題コーヒーはインスタント

 エアビー物件の売りとしてはキッチンがついていることで、ほかにも冷蔵庫、電子レンジ、トースター、調理道具などがひとしきり揃っていることが多い。一定期間居住するにはもってこいだ。

 ビジネスホテルのようにパックのお茶やコーヒーなども置かれており、飲み放題になっていることが多い。しかし、たいていのエアビー物件は、コーヒーがレギュラーではなくインスタントなのだ。

 先日、東京のあるタワーマンション高層階のエアビーに宿泊した。チェックインし、部屋のソファーでくつろぎ、優雅に臨海エリアの夜景を見ながらコーヒーを飲もうと思ったが、キッチンにはお徳用のインスタントコーヒーが箱ごと置いてあった。すぐさま、近所のセブン-イレブンに出かけ、レギュラーコーヒーを購入した。

 ほかにも、バスタオルなどのアメニティーグッズも安物が置いてある。100円ショップで売っているような薄いタオルが多いので、柔らかいタオルを使いたい人は自分で用意したほうがいいだろう。また、テレビがない物件や、設置してあってもリモコンの電池が切れているケースもある。筆者が宿泊したエアビーでも、テレビやエアコンのリモコンの電池が切れていたことがあった。その際、ホストにメールをしたが返事がなく、電池を自腹購入せざるを得なかった。