NEW
木村隆志「現代放送のミカタ」

ジャニーズのグループ名はなぜダサい?隠れた法則性とジャニー社長の神的審美眼&巧妙戦略

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ジャニーズ事務所(撮影=編集部)
 昨年秋、ジャニーズ事務所が「HiHi Jet(ハイハイ・ジェット)」なる新グループの結成を発表した。名前の由来は、メンバーの名字(羽場友紀=H、井上瑞稀=I、橋本涼=H、猪狩蒼弥=I)と「Johnny’s entertainment team」の頭文字を取ったものだが、これにファンが反応。


「ジャニー(喜多川)がまたやらかした」「わざとダサい名前をつけているのか?」などの声が上がり、中には「殺虫剤の新商品」とバッサリ切り捨てる声もあった。

 ジャニーズ事務所のグループは、そのほとんどをジャニー喜多川社長が命名していることで知られているが、「新グループが発表されるたびに、そのネーミングセンスが物議を醸す」のが恒例行事のようになっている。思えば、今や国民的グループとなった「SMAP」や「嵐」も、結成当初は「カッコ悪い」「すぐに変えたほうがいい」という否定的な声が多かった。

 タレントにとって名前は、ルックスやスキルと同等以上に重要なもの。飛躍を期して改名する人も多いように、「名前のおかげで売れやすくなる」のもまた芸能界といえる。ここでは、ジャニーズ事務所の特異ともいえるネーミングと、成功の秘訣を探っていく。

“ストレート型”の「嵐」、“造語型”の「SMAP」


 ジャニーズのネーミングは、主に“ストレート型”と“造語型”の2タイプに分かれ、そこにジャニー喜多川の思いが込められているというパターン。

“ストレート型”は、「TOKIO」「KinKi Kids」「嵐」「NEWS」「Hey! Say! JUMP」「Sexy Zone」「ジャニーズWEST」。いずれも既存の言葉であり、そこに名付け親であるジャニー喜多川の思いが込められている。

 例えば、「TOKIO」は「世界進出した時に、東京のバンドとわかりやすいように」、「嵐」は「芸能界や世界に嵐を巻き起こしてほしい」、「NEWS」は「新しい情報を発信し、東西南北(North、East、West、Southの頭文字)で活躍してほしい」。

“ストレート型”の特徴は、「あまりに身もふたもない名前のため、ほかのグループはつけそうもない」こと。例えば、「嵐」や「Sexy Zone」は、本人たちも「それはちょっと……」と尻込みするほどの名前だが、だからこそ、受け手としては覚えやすく、差別化につながっている。

 一方、“造語型”は、「SMAP」「V6」「関ジャニ∞」「KAT-TUN」「Kis-My-Ft2」「A.B.C-Z」。いずれも元来なかった言葉であり、それが今や日本中の人々が知っている名詞になったのはすごいことだ。

『話しかけなくていい! 会話術』

「話がうまい人」になる必要はない。無言でも、ひと言でも、人に好かれるための画期的コミュニケーション術!

amazon_associate_logo.jpg

『嵐の愛され力~幸せな人生をつかむ36のポイント~』

嵐に学ぶ人から好かれる、人を好きになれる人間力の磨き方。明日から使える36個の“○○力”。年齢・性別を問わずマスターできる。

amazon_associate_logo.jpg