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『おそ松さん』がヤバすぎる!前代未聞の凄まじい人気の謎!DVD予約ベスト10独占

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『おそ松さん』 HP」より
おそ松さん』(テレビ東京系)という深夜アニメが、大きなヒットを飛ばしている。2008年に亡くなった漫画家・赤塚不二夫の生誕80周年を記念し、同氏の漫画『おそ松くん』(小学館)をアレンジしてつくられたギャグアニメだ。


 15年10月に放送を開始するとすさまじい反響を呼び、2クール目が放送中の現在も、その熱気は冷めるどころかヒートアップしている。

 ツイッターの公式アカウントはフォロワー数が49万を超え、900点以上の関連グッズは予約でほぼ完売。また、アニメの人気を計る上で重視される、ブルーレイやDVDの売り上げについても、驚きのエピソードがある。

 15年末、大手アニメグッズチェーン・アニメイトのDVD予約ランキングにおいて、「ベスト1~10位の全部が『おそ松さん』」という、前代未聞の事態が発生したのだ。発売されたDVD第1巻も、たった2週間で9万枚超えという驚異の売り上げを記録した。

 しかし、『おそ松さん』は「原作が現在進行形でヒットしている」という作品ではない。固定ファンがいたわけではなく、現在のブームは、放送開始からわずか数カ月で生まれたものだ。近年、これほど爆発力を持った作品は皆無だ。

 では、なぜ『おそ松さん』は、短期間で絶大な人気を獲得することができたのだろうか。

 実は、『おそ松さん』人気を支えているファンの大半は、いわゆる「オタク女子」だ。しかし、いくらアレンジされているとはいえ、『おそ松さん』の原作は昭和のギャグ漫画であり、平成のオタク女子を魅了する要素があるとは思えない。

 そこで、『おそ松さん』がオタク女子に爆発的人気を得た理由を考察してみたい。

オタク女子が『おそ松さん』に夢中になるワケ


『おそ松さん』がオタク女子にウケた大きな要因は、まず「六つ子の個性の差別化」にある。原作の『おそ松くん』や、過去に二度つくられたアニメ作品では、作品の中心人物は「イヤミ」や「チビ太」で、六つ子は脇役的存在にすぎず、はっきりした個性もなかった。原作では、六つ子の「見分けがつかない」ということがギャグにすらなっていた。

 しかし、『おそ松さん』は六つ子を主人公に据え、「ナルシスト」「卑屈」「天然ボケ」など、わかりやすい個性を創出し、見た目も明確に差別化している。それによって「見分けがつかない」というギャグは封印されたものの、「六つ子同士の個性豊かな掛け合い」を描けるようになった。その点が、オタク女子の心をつかんでいるのだ。