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『おそ松さん』フィーバー、日本を席巻!オタク女子ビジネス爆発、数十万円レベルの購買力

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『おそ松さん』 HP」より
 3月23日付当サイト記事「『おそ松さん』がヤバすぎる!前代未聞の凄まじい人気の謎!DVD予約ベスト10独占」では、現在放送中の深夜アニメ『おそ松さん』(テレビ東京系)が、オタク女子を中心に爆発的な人気を集めている背景について、お伝えした。


 今回は、『おそ松さん』の制作スタッフがオタク女子をターゲットにした理由について、お伝えしたい。そのヒントは、隆盛を極める「オタク女子ビジネス」にある。

企業や自治体も注目する、オタク女子の購買力


「オタク向けのビジネス」と聞くと、男性オタクに向けた「萌え」というキーワードを想起しがちだ。しかし、近年は、その常識が大きく崩れ始めている。

 例えば、オタク女子に人気の高い『弱虫ペダル』(テレビ東京系)は、自転車競技をテーマに男子高校生の青春を描いた作品だが、同作の女性ファンの購買力には目を見張るものがある。作中のキャラクターが乗っているロードバイクと同じものを購入する女性が続出したのだ。

 数万円のグッズならまだわかるが、キャラクターへの愛情だけで20~30万円ほどするロードバイクを買ってしまう決断力は、オタク女子ならではといえるだろう。

 さらに、かつて「歴女ブーム」の火付け役となったゲーム『戦国BASARA』(カプコン)にハマったオタク女子も、地方自治体にとっては“救いの女神”ともいえる存在になっている。

 同シリーズは、今年で11年目を迎えるが、その熱気はいまだに健在。昨年は長野県上田市や山梨県甲府市などが運営する宝探しゲームやスタンプラリーに、多くのオタク女子が殺到した。同様のイベントは今年も開催されるというから、昨年の盛況ぶりは想像に難くない。

 また、日本のキャラクタービジネスで最も有名なサンリオも、最近はオタク女子に注目している。きっかけは09年の夏、サンリオがオタクビジネスに本腰を入れるべく、コミックマーケットに初出展したことにある。

 その時からサンリオは、当時流行していた「萌えビジネス」にならい、ハローキティを美少女化したグッズをつくるなど、男性オタクに向けてアピールしていた。しかし、15年の「サンリオキャラクター大賞」で大きな転機が訪れる。

 12年からスタートした、サンリオのバンドをテーマにしたキャラクタープロジェクト「SHOW BY ROCK!!」に登場する男性バンドグループ・シンガンクリムゾンズが、ハローキティやマイメロディなどの強豪を退け、2位に入賞したのだ。「SHOW BY ROCK!!」は15年4月からアニメ放送も始まっていたため、その影響も大きかったのかもしれないが、オタク女子の底力を知らしめる結果となった。