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香取慎吾、視聴率1ケタが常態化…出演番組が軒並み低視聴率で深刻な事態に

文=森田英雄
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香取慎吾、視聴率1ケタが常態化…出演番組が軒並み低視聴率で深刻な事態にの画像1ジャニーズ事務所(撮影=編集部)

 SMAP香取慎吾が主演を務めるドラマスペシャル『ストレンジャー~バケモノが事件を暴く~』(テレビ朝日系)が、3月27日に放送された。

 香取はテレ朝で14年以上続く『SmaSTATION!!』のMCを務めているが、ドラマではSMAP・中居正広主演の『味いちもんめ2【編注:正式表記はローマ数字】』(1996年)にゲスト出演したのみで、テレ朝では初のドラマ主演となる。

『ストレンジャー』の原案は人気漫画『ポーの一族』(小学館/萩尾望都)で、香取が演じるのは、不老不死の肉体を持ち、時代をさまよい続ける「バンパネラ」 の三杉晃。もともとは92年前、大正時代に医師として生きていたが、最愛の妻と息子を失い、睡眠薬を飲んで自殺を図ろうとしたところを、ナゾの少女・真理亜(中条あやみ)に助けられ、その日を境に不老不死となる。連続殺人事件の現場に2人が現れたため、事件を追う刑事に疑惑をもたれることになってしまう。世を忍び、孤独に生き続けてきた彼らの苦悩と葛藤、共存を試みる現代の世界をミステリアスに描いたサスペンス作だ。

 監督は大ヒットドラマ『踊る大捜査線』シリーズ(フジテレビ系)でおなじみの本広克行氏で、脚本は鈴木勝秀氏が担当した。ヒロイン役のモデル・中条は現在、NTTドコモ・dポイントのCMで人気急上昇中。そのほかのキャストは、段田安則、音尾琢真、小野武彦、益岡徹、萩原聖人ら。

 香取といえば、今クール(1~3月期)放送されたTBS日曜劇場『家族ノカタチ』で主演を務めたが、視聴率1ケタ台を連発して“低視聴率男”ぶりをいかんなく発揮。その前に連ドラで主演した『SMOKING GUN~決定的証拠~』(2014年4月期/フジ系)は、全話平均7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死し、平均16.0%をマークした裏の『花咲舞が黙ってない』(杏主演/日本テレビ系)に大惨敗を喫した。昨年10月17日に放送されたスペシャルドラマ『一千兆円の身代金』(フジ系)でも主演したが、これまた7.0%と爆死している。

『家族ノカタチ』が低調なだけに、『ストレンジャー』での主演はタイミングが悪すぎ。すっかり、“低視聴率男”のイメージが定着してしまった香取を、スペシャルとはいえ主演に据えるテレ朝の判断について「血迷ったのか」との声も聞こえてくる。

『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)など人気番組がひしめく日曜午後9時枠だけに、『ストレンジャー』が果たしてどれほどの視聴率が取れたのか、気になるところだ。
(文=森田英雄)

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