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菊地成孔の『インサイダーズ/内部者たち』評:とうとう「銃が出て来ないギャング映画」が韓国から

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【リアルサウンドより】

<やっと「刑事と犯人」から解放(笑)>と書いた次の回で(笑)

 すっかり刑事と犯人が戻って来たばかりか、今度は検事から悪徳マスコミ、巨悪の政治家まで押し寄せて来まして(笑)、しかもですなあ、今までワタシ観て来た韓国ノワールの中でも、単純に暴力性と凄惨さの数値はおそらく最も高く、『キック・アス』『キングスマン』『ヘイトフル・エイト』等々を「こんなに暴力性が高くなくても映画として充分成立する」と査定する立場の者(勿論「暴力性ちょうどいい、もしくは足りない」という立場もあるでしょうから、誰が正しいという訳ではありません。ラーメンの好みの様な物でしょう。因に『ヘイトフル・エイト』はフランスでは カトリック系団体から上映禁止を求められたと記憶しています)から見ても、「大傑作」と言うにまったく吝かでない、という、トンデモないのが出て参りました。

 とはいえワタシより更にさっぱり系がお好みで、血とか怖いわ〜、でもビョン様(イ・ビョンホン)が出てるから、、、、、といった熟ヨジャ韓ペン(「韓流ファンの、ご年配の女性」の意)の皆様に、暴力描写のコンテンツを先にお知らせしてしまいますとですな

1)そもそもビョン様の片左の手首は、映画の冒頭からありませんが、これは、ギロチンみたいのでスパンと切り落とされたのではなく、造園とかちょっとした部屋のリフォームとかに使う、イトノコという道具がありますな。アレでギコギコとゆっくりゆっくり切り落とされた物です。

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