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元検事の山尾議員、地球5周分ガソリン代「秘書の使い込み」を示唆…税金4百万円を無駄支出

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民進党の山尾志桜里政調会長
 4月6日、民進党の山尾志桜里政調会長(41)が収支報告書に「地球5周分」のガソリン代を計上していた問題について、定例記者会見で釈明した。


 通常は毎週水曜日午後3時に始まる定例会見は午後6時半に変更され、衆議院第二議員会館の民進党政党会議室の記者会見場には多数の記者が詰めかけ、異様な熱気に包まれた。会見は20分遅れで始まり、山尾氏は冒頭で「安倍政権は政権を維持するために政策を繰り出している」と政調会長としての所感を述べたあと、自身が関係する政治資金収支報告書の記載問題について「猛省している」とミスを認めた。さらに、政治と金の問題で疑惑を持たれていることについては「不信の礎となっている部分で、こういった報告していること自体に国民の皆さんに申し訳なく思っている」と謝罪した。

 山尾氏は2012年にガソリン代約429万円を事務所経費として政治資金収支報告書に記載していたと3月31日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じ、不正支出疑惑を追及されていた。山尾氏は「報道されているようにガソリンのプリペイドカードを大量に購入したという事実は存在しないと考えております。従って、このような大量のプリペイドカードが換金をされたとか、こういったカードが関係者や有権者に配布をされたとか、こういった事実はないものと考えています」と疑惑の払拭に努めた。

 山尾氏は、元公設秘書が在籍していた時期(2011年3月から12年7月)とガソリン代の請求が不自然に増えた時期がほぼ合致するとしており、この元秘書が不正にガソリン代を搾取していた蓋然性が高いと述べた。さらに、秘書がガソリンスタンドに捨てられていたプリペイドカードのレシートを使って不正にガソリン代を事務所に請求した可能性を示唆。これは事務所のカードにチャージ記録がなく、レシートのみの請求が増していたため、そういう結論に達したようだ。

 後援会の活動報告について収支報告書に記載がないことも、「支援者が運営している私的な会で私も参加費を払って参加している」と問題がないとしたが、多数の収支報告書の記載ミスは認めた。さらに訂正が必要なものは早く訂正しガソリン代の不正計上については弁護士と相談してしかるべき処置をとるとして、早くこの騒動に幕引きをしたい構えだ。なお、この元秘書とは現在連絡が取れていないという。