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伸びるのは「他人の言うことに耳を傾けられる人」 一流ブランドも実践する自己成長術

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※画像:『ハイブランド企業に学ぶ 仕事が変わる「感性」の磨き方』著:大串亜由美/PHP研究所刊

 仕事をしている中で、上司や先輩から耳の痛いアドバイスやフィードバックをもらうことはないだろうか。誰でもダメ出しを受けるのは嫌なもの。だからといって「また無茶なことを言ってる」「教え方が悪いから」などと、耳を塞いで「自分は悪くない」という姿勢を取っていてはいけない。それがあなたの評価だからだ。

 私たちは様々なところで評価を受けている。「営業に行くと、喜んで迎えてくれるし、会話も弾む。だけど、肝心な提案にはYESといってくれない」というのも、お客様からの評価の一つだ。「手ごたえはつかんでいるけれど、なぜか…」というのは、やさしい言葉のオブラートに包まれたシビアな評価である。

■フィードバックは自分からすすんで受けに行く

 『ハイブランド企業に学ぶ 仕事が変わる「感性」の磨き方』(PHP研究所刊)の著者である大串亜由美氏は、「1回の自分の仕事に対する相手の反応は、すべて評価」だと指摘する。自分の仕事の良し悪しは最終的には結果となって跳ね返ってくる。いくら話が盛り上がっても、成果に結びつかなければそれがあなたの評価となる。

 また、悪い評価を自らすすんで伝える人はなかなかいない。相手との関係が悪くなってしまったらどうしようと考えるものだし、傷つけてしまう可能性だってある。だから、実は悪い評価は自分には届きにくいものだ。では、どうすればいいのだろうか?

 大串氏は、評価は待つだけでなく、自分からこまめに聞きにいくことを心がけてほしいと訴える。

====(p183より引用)
耳の痛い指摘や反省材料は、成長の材料。すべてを鵜呑みにすることはないけれど、それは自分の仕事のクオリティと成果を上げるための、貴重なフィードバックです。
よく観て、聴いて、感じて、きちんと受け止めること。――評価をされるのにも「感性」が必要です。
====

■一流でさえも「他者からの評価」を自分で受けている

 さらに、素直に評価を受け入れるという姿勢が、実はブランドの成長を促すのだと大串氏は述べる。本書ではカルティエやエルメス、グッチ、シャネルなどに代表される、いわゆる、ハイブランド企業で実践されている接客術を通して、自社のブランド力を高めるための方法が書かれている。

 ハイブランド企業では、「ミステリーショッピング調査」という覆面調査を通して、自社のブランドについてしっかり伝えられているか、その上でお客様に対して最も良い提案ができているかを評価する。どんなに素晴らしいブランドであっても、必ず改善点やワンランク上を目指すための工夫や努力の余地がある。一流は弛まぬ努力によって維持されるものなのだ。

 トップでさえもダメ出しをもらい、改善する。今、自分の力が伸び悩んでいると思っていたり、頑張っているのになぜか結果が出なかったりする人は、積極的に自分の評価を誰かに聞いてみてはいかがだろう。思わぬアドバイスを得られるかも知れない。

(新刊JP編集部)

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※本記事は、「新刊JP」より提供されたものです。